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アメリカン・エキスプレスが贈る、珠玉の時 2017年秋「世界遺産 清水寺の夜間特別拝観」レポート 《後編》

2017.11.20

1200年間の祈りが響きあい、過去と未来をつなぐ清水寺の本堂へ

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雨に濡れ、幻想的な雰囲気に包まれる清水寺

この夜の清水寺はしっとりと雨に濡れ、いっそう霊験あらたかな雰囲気を漂わせていました。

ご法話を拝聴し、落語を楽しんだ参加者は、お話の余韻を胸に、今イベント「世界遺産 清水寺の夜間特別拝観」のもうひとつのハイライト、国宝・本堂の内々陣の拝観へ。

礼堂奥の内々陣の須弥檀上には、二十八尊が祀られています。この二十八尊が居並んで守り追従するのは、さらに奥に祀られた清水寺のご本尊、十一面千手観音立像。こちらは33年に一度だけ御開帳される秘仏で、ご本尊を模した前立像が安置されています。

夜の闇の中、ろうそくの灯りに浮かび上がるお堂は幽玄で、観音さまは慈悲にみち、幾多の感謝の念や祈りを捧げすにはいられません。 

清水寺執事補でもある若き僧侶、大西英玄さんいわく、778年に創建したこの寺は、現在進行形の仏教寺院であると同時に、歴史的文化遺産でもあること。さらに、この本堂には1200年間の長きにわたり、あまたの善男善女の祈り、喜び、幸せ、感謝の念、無数の決意やこころざし…、といったものが積まれて、清水寺の現在がある。この寺は「人の真の思い」を受け取り、守るものであり、それが文化遺産の価値ともなっている。伝統とは、時代や姿が変わっても、常に新しいエネルギーが注がれ続けるもの――。「ですから今夜、みなさまおひとりひとりが、未来の清水寺にも想いを馳せてお祈り下さい。その心が、この先。千年の清水寺へと繋がるのです」と力強く語られました。

 

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夜の清水の舞台から眺める京都の町は、あたたかく親しい光を放ち、天空は高く広く、悠久の宇宙と共鳴する一体感を感じさせました。

 

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またこの夜、京ならではの雅を添えたのは、特別な着物の披露でした。これは、2020年までに世界196か国をイメージした着物と帯を制作する“IMAGINE ONEWORLD KIMONO PROJECT(世界はひとつになれる)”の活動で創作された1枚。米国を表現した着物で、白頭鷲、リンカーン大統領、ハリウッド、自由の女神、50州の花々、メジャーリーグ永久欠番42の数字、スペースシャトルなど、アメリカ合衆国を象徴するアイコンが友禅作家によって描かれています。平和を象徴するオリーブ柄の西陣織の手織りの帯とともに、日米の融合が参加者の目を楽しませました。

今年、日本開業100周年を迎え、日本の暮らしに多様な楽しみと利便性をもたらし、フロンティア精神にあふれるアメリカン・エキスプレスと、世界の中で輝く文化を誇る日本。両者の晴朗な関係が、この着物にも表現されているようでした。

 

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京都フィルハーモニー室内合奏団による弦楽四重奏の演奏も。

森 清範貫主のご法話は、時空を超え、私たちの心をあらたにするものでした。桂米團治さんが落語の後に語った、「日本の良さを日本語で語れる人が、真の国際人である」という言葉も印象的でした。そして大西僧侶による、「人々の祈りや想いが繋がって、過去、現在、未来の清水寺がある」という言葉――。

こうした話を拝聴し、本堂を巡った清水寺での一夜は、はるばる6世紀から21世紀までの旅をしたかのような想いを抱かせ、ひとりひとりの祈りや願いが、清水の舞台から宇宙へと届くような壮大な感慨を覚える至福の時であり、また“特別な贈り物”のようにも感じられました。

《前編》「心を打つ話と祈り、そして典雅な美。秋の京都、清水寺での特別な一夜へ。」はこちら>

 

axp_bb_rgb_67x60アメリカン・エキスプレス
www.americanexpress.co.jp/eventinfo

 

文・山岸みすず