廃チューブが踊るポップなイス「R-tube スツール」

2015.12.28

re1509MONO_91gunungstool3
 ゴムチューブとは思えないポップさ

廃棄された自転車の部品を再利用して、センスあふれるアップサイクルなプロダクトを製作しているのが「gunung(グノン)」です。なかでもタイヤチューブはgunungが最も得意とする素材。地味なゴムを使っているとは思えない、ポップなアイテムをさまざまに生み出しています。たとえばこのスツールも、にぎやかに見える座面はチューブを張ったものです。

 

素材を活かすアイデアとデザインの力

チューブの縁をナイロンで補強してテープ状にし、さらにそれを編むというアイデアがなんとも秀逸です。縦横にしっかり組まれているし、チューブが二重になっているので、酷使される座面としては十分以上の強さです。

交差するナイロンのパイピングが視覚的な動きを加えて、見ているだけで楽しくなります。置くだけで部屋のコーナーがぱっと明るくなるスツールです。

re1509MONO_91gunungstool5
作り手のワクワクが廃材を面白くする

モチーフにしているのは、ミシンを掛けるときに座る椅子。代表の山本敦さんがアトリエで使う椅子を直すときに、あまっていたチューブを張ったものが原形になっているそうです。製品化にするにあたっては、脚の部分に建築端材を利用し、エコでありながらも製品としての高いクオリティを維持しています。

チューブから再生したgunungのペンケースは、The Wonder 500TMに認定されました。そこで評価されたのが、再生をおもしろがりながらユニークな製品を生み出している、ものづくりの姿勢です。このスツールからも、作り手のわくわく感がはっきりと伝わってきます。

 

gunung「R-tube スツール」
素材:リサイクルチューブ、米松、ポリエステルテープ
サイズ:幅35×奥行き24.5×高さ40cm
価格:3万円(税抜き)

 

■お問い合わせ
グノン
住所:神奈川県南足柄市塚原1150
電話:0465-74-2720
http://re-turn.jp/gunung/?p=212

 

《関連記事はこちら》

森の中に佇むカフェのために生まれた椅子

和の座法を取り入れた国産の”桐”の椅子