大陸移動説からインスピレーションを受けた「パンゲアテーブル」

2016.01.23

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2枚の板をパズルのように合わせたテーブル

飛騨高山という山に囲まれた地で、木の命を家具にする創作活動を続けて16年。創作家具作家、清水丈雄氏のアトリエ「木工房大噴火」はこの地にあります。木に秘められた命の大噴火をコンセプトに、一つ一つさまざまな家具を製作しています。

そこで作られているのが、この「パンゲアテーブル」です。ウェゲナーの大陸移動説で、アフリカ大陸の海岸線とアメリカ大陸とパズルのようにピタリと合うということをヒントにデザイン。2枚の板を木の曲がりに沿って削り合わせたテーブルです。

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木の生命の息吹を感じさせるこだわりの作り

「パンゲアテーブル」に使用される木材は栗。栗の木は耐水性に優れ、防虫処理のなかった時代から重宝されるほど丈夫で、古くは今以上に貴重な材料とされていました。一説では、日本では縄文時代から建材などに利用してたと言われており、木材として歴史が古い木とされているそうです。

「パンゲアテーブル」は、そんな栗の木が生きてきた姿を堪能できるよう木目に沿って削り出しているため、木目が切れずそのものの美しさを最大限に生かされた作り。独特な足の形は、どこにもイスを置くことができて、人数が増えてもテーブルを囲めるように考えてデザインされています。


豊かなひと時を演出するのにふさわしいテーブルです

ゆっくりと一人、コーヒーを飲むときなどにもその木の物語を思い浮かべてほしい……そんな作り手の想いが込められつくられた「パンゲアテーブル」。毎日の食卓で木のぬくもりを感じてください。

また、「木工房大噴火」では先日、待望のショールームをオープン。洞窟のようにアーチを描く内部は、船の竜骨のようにひのき材で組んだ骨組みに土壁を塗り上げ、吸音と調湿をかねた造りになっているそうです。力強い「木工房大噴火」の世界観を体感しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

木工房 大噴火
住所:岐阜県高山市下岡本町1171-2

■お問い合わせ
http://www.daifunka.com/products/table.html

 

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