「宮崎椅子製作所」工業製品としてのデザインを練られた椅子

2016.07.22

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デザインと設計をデザイナーと職人が一緒に行う

日常に寄り添う、実用的な椅子。木の椅子づくり専門の家具メーカー「宮崎椅子製作所」は、16年前から外部デザイナーとデザイン開発に取り組んでいます。デザイナー案をそのまま形にするのではなく、デザイナーと職人が原寸試作を一緒にチェックしながら形作っていく、ワークショップ方式で開発しているのです。

座面の角度が美しい「IS lounge」、座面が桟でできたユニークなスツール「comodo stool」は、日本生まれの猪田恭子氏とデンマーク・オーフス生まれのニルス・スバイエ氏によるデザインチーム、“INODA+SVEJE(イノダ+スバイエ)”が持ち込んだアイデアが形になったものです。

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ディテールを突き詰めることで生まれる美しさ

「IS Lounge」はプロペラのような曲線を持つアームをシンプルな形のフレームに組み合わることでできていて、角度の深い後傾の姿勢、ゆったりとしたサイズとクッション性でくつろぎの座り心地が得られます。

一方の「comodo stool」は丸でも四角でもない絶妙なフォルムのフレームに、厚さ7mmまで細くした桟を組み合わせたスツール。繊細な作業によってできあがった椅子は座り心地も申し分ありません。樹種はナラ、ウォールナットなど8~9種から、張地はファブリックや革など60種以上から選択できます。(なおcomodo stool の座面(桟)はパープルハートのみとなっています)

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