京都の金彩工房「竹中金彩」が手掛ける着物地のコースター・グラスマーカー

2016.10.02

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伝統工芸品に欠かせない金彩を身近なアイテムに

京都・嵯峨嵐山の「竹中金彩」は、京都の伝統工芸品である「京友禅」に金彩加工を行う工房です。「金彩」というのは日本の伝統技術の一つで、金箔や銀箔、また金属粉を着物に接着加工する技術。着物地を美しく仕上げるためになくてはならないものです。竹中金彩では、伝統の金彩技術を広く知ってもらう目的で、金彩の技術を用いたアイテムを展開しています。今回は、その中から「coaster-彩-」と「glassmarker-彩-」をご紹介します。

rd850_060_02着物地から生み出す一点物のコースター

「coaster-彩-」は美しい金彩が施された着物地を使用して作られたコースターです。使われる着物地の金彩は、職歴50余年の熟練の職人によって施されているもの。金彩のパターンも、竹中金彩が持つ100種類以上の型紙の中から選ばれたもので、実際に京友禅にも用いられている歴史あるデザインなのです。

一枚一枚が手作りのため、同じ着物地に同じ金彩の意匠を用いたとしても、全く同じものはでき上がりません。つまり作られるコースターは、全て「一点物」です。

rd850_060_03透明なグラスをコースターに置くと、美しい着物地が透けて見え、グラスの中に華やかな情景を作ります。使用するコースターごとに違った和の雰囲気を楽しむことができるため、シーンによって使い分けるのもいいでしょう。

 

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