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提灯のようにやわらかな光と陰影で魅せるLED照明「折り和紙」

2016.11.05

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理想的な心地良い光を実現するため、独自に開発されたLED光源

大手メーカーの通信機器など、工業製品をさまざま手がけてきた有限会社ウイル電子が、その高い技術力を基盤に理想を形にしたLEDスタンドライト「折り和紙」。このデザインは、「提灯をLED化したい」というこれまでにない発想から生まれました。LED照明と言うと白熱灯のような温かい色が出にくいイメージがありますが、これはその光の色から独自に開発したという力作なのです。

和紙の風合いに合わせて再現されたのは、本物のろうそくを思わせる光源。消費電力が少ないLEDの長所を残しながら、効率だけを重視しないことで癒される光が実現しました。光の開口部も、一般用途では15度ほどしかないものが多い中で、120度まで光が広がるものが選ばれました。

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ガラス繊維を貼り合わせることで、骨組みなしでの成形が可能に

熱がほとんど出ないLEDの開発で上部に空気穴を作る必要がなくなり、光源を和紙で包み込む形が可能になりました。上部に張った和紙からも光が拡散され、なんとも言えないほわっとしたやわらかな明かりとなります。

光源だけではなく、この和紙のカバーも独自に開発されました。全国各地を探して見つけたという個性豊かな紙に、ガラスの繊維を貼り合わせて作られています。板ガラスではなく繊維状のガラスなので重みが出ることもなく、光との相性も良いそう。しっかり自立する成形ができるので、光を邪魔する骨組みも取り払うことができました。日本の折り紙をモチーフにした折り加工によって、美しい陰影が照らし出される趣向となっています。

 

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