京都「表望堂(ひょうぼうどう)」の蒔絵や螺鈿、手仕事のぬくもり

2017.02.14

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大事な伝統は守りながら、新しい風をとりこむものづくりを

耳元でゆれるシェルのピアス。おしゃれな幾何学模様が施されていますが、実はこれ、日本古来の縁起の良い吉祥柄「麻の葉」です。貝殻の真珠層を切り出して木地にはめ込む伝統的な漆工技術、螺鈿(らでん)によって作られました。京都に工房を構える表望堂が手がけています。

rd850_1702LIFE01_Hyoboudou02表望堂のロゴはこうもりがモチーフとなっていますが、これは江戸時代末期から明治時代中期にかけて活躍した柴田是真にあやかったもの。当時の常識をくつがえすような超絶技巧によって独自の作品を生み続けた漆師です。2014年にスタートした表望堂もまた、螺鈿や蒔絵といった漆工の伝統技を大事にしながら、今の空気をまとった新しい作品を生み出しています。

 

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