『イッセイさんはどこから来たの? ̶ 三宅一生の人と仕事』

2017.11.23

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常に独自の観点で、衣服の概念を変えるものづくりを一貫して行ってきたイッセイ ミヤケのデザイナー、三宅一生氏。2016年にタッシェンより発売された、三宅氏の功績の集大成ともいえる書籍『Issey Miyake三宅一生』(北村みどり企画・責任編集)に収録された小池一子氏のエッセイ8章に、書き下ろしの第9章が加わり、『イッセイさんはどこから来たの? ̶ 三宅一生の人と仕事』が、12月の上旬に発売となります。
小池氏はデザイナー三宅一生を学生時代から知り、その目覚ましい活躍と、ものづくりだけに留まらないさまざまな活動を見守り、関わってきました。著者だからこそ描き得る三宅一生の仕事と人と成りが、同時代人としての小池氏らしい含蓄に富むテキストで仕上げられています。また、日本のクリエイティブを支え続けている小池氏ならではの表現と視点は、三宅氏を中心にその時代感覚も巧妙に描き出し、ドキュメンタリーとして興味深い作品となっています。

イッセイさんはどこからきたの?1

イッセイさんはどこからきたの?2

イッセイさんはどこからきたの?3
扉絵:横尾忠則による、イッセイミヤケ パリ・コレクション招待状(1977~1998年)

各章には、横尾忠則氏が1977年から1999年までの間で手がけたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状から、約30点をカラー図版で掲載。活版印刷の重厚感ある縦組みの日本語テキストと、洗礼された横組みの英語テキストが対を成す一冊となっています。

日本を代表するデザイナー、三宅一生の知られざるストーリーを、この『イッセイさんはどこから来たの? ̶ 三宅一生の人と仕事』からひも解いてみては。12月13日には著者の小池氏に加え、装幀を施したデザイナーの浅葉克己氏、本書の企画者であり1976年から三宅氏のすべての活動に携わってきた北村みどり氏の三者によるトークイベントが開催されます。本書制作の話はもちろん、三宅氏の仕事について貴重な話が聞ける機会をお見逃しなく。

 

≪アーティストプロフィール≫

三宅一生(デザイナー)
1938年広島生まれ。多摩美術大学卒業。1970年、三宅デザイン事務所設立。1973年からパリ・コレクションに参加 。衣服デザイナーとして、活動の当初から“一枚の布”を基本理念に据えて身体と布の関係を問い、創作活動を続けてきた。既成の枠にとらわれない自由な発想を、ねばり強いリサーチと実験のプロセスを経て現実化するものづくりの姿勢は、現在に至るまで一貫している。

小池一子(クリエイティブ・ディレクター/十和田市現代美術館館長)
1936年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。1980年の「無印良品」の創設に携わり、以来アドバイザリーボードを務める。また「現代衣服の源流展」(1975年、京都国立近代美術館)、ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展日本館「少女都市」(2000年)、「田中一光とデザインの  前後左右」(2012年、21_21デザインサイト)などの展覧 会の企画、ディレクションを行なう。83年に日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、多くの現代美術作家を国内外に紹介した( ~2000年)。編著書に『三宅一生の発想と展開』(平凡社、1978年)をはじめ多数。武蔵野美術大学名誉教授。

 

イッセイさんはどこから来たの? ̶ 三宅一生の人と仕事
定価3,200円(税別)
発売元:HeHe/ヒヒ(http://hehepress.com/)

 

小池一子 × 浅葉克己 × 北村みどり トークイベント
日程:12月13日 (水)
時間:19:00~20:30 開場:18:30~
料金:1,350円(税込)
会場:青山ブックセンター本店 大教室
  〒150-0001
  東京都渋谷区神宮前5-53-67
  コスモス青山ガーデンフロア (B2F)
問合せ先: 03-5485-5511