平安時代から伝わる日本文化の完成された機能美「野燗炉」(のかんろ)

2016.01.15

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圧倒的な合理性と見た目の美しさ

野燗炉は行楽などの屋外で用いられ、その歴史の中で何度も改良され、現代でも通用する合理性を持っています。

野燗炉は屋外で温かいものを食べたり飲んだりすることが出来るように開発されたため炭火を使用します。「熱燗」+「焼く・炙る・炒める・煮る・燻す」+「沸かす」を同時に行うことが出来るという優れものです。また、炭火を使用していることから、月見・雪見・お花見などの寒い季節に活躍してきたとされています。見た目も美しく風流なたたずまいをしているので、そういった点も庶民に親しまれ、愛されてきた理由であると考えられます。

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現代に蘇る「野燗炉文化」

現代では忘れ去られてしまった「野燗炉文化」ですが、世界に誇ることが出来る「日本文化」として、復活させ継承していこうという職人たちがいます。そして、この職人たちの手によって野燗炉はまた進化を遂げました。

現代の皆さんにも親しんでもらえるようにと、ひとつひとつを手仕事で仕上げ、デザインは細かなところまで気を配られています。少しでも簡単に炭火を熾すために固形燃料を用いるなど、現代の技術に対しても柔軟性を持って改良に取り組みました。

これからの季節は、まさに野燗炉を楽しむのに最適な季節となっています。景色の美しさ、風の冷たさ、野燗炉の暖かさを感じながら、お酒と餚を嗜むのも良いのではないでしょうか。

 

■お問い合わせ
野燗炉
野燗炉 セット商品「粋」4万9000円(税込)など各種あり
電話番号:0794-83-1012
http://www.nokanro.com/

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