温泉からの景色がしんしんと心に染む宿「游泉 志だて」

2016.03.09

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その温泉は約1300年前にまでさかのぼる

「一幅の絵のような」とはありきたりな表現かもしれません。しかし、その言葉がピタリとハマる光景にお目にかかるのはめったにないことではないでしょうか。「游泉 志だて」は、雪と温泉、その光景がまさに一幅の絵のように見える宿なのです。

「游泉 志だて」は岩手県花巻市の志戸平にありますが、この地は「温泉地」として古い歴史を持ちます。

延暦元年といいますから西暦では782年、征夷大将軍・坂上田村麻呂が東征の折、この地に着き、観音様から「近くに霊泉がある」とお告げがあったというのです。この観音様は、東征に際して、清水寺から拝受したものだったとのこと。この温泉は坂上田村麻呂によって発見され、部下将兵の創疫に霊効があったと伝えられているのです。

 

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