旅行

今宵は、6月最初の旅提案。京都郡上おどりと有松絞りまつり:「今宵も盆悩まみれ」 vol.9 佐藤智彦

2016.05.27

 

rd850_-gujo_odori_in_kyoto
京都の街にこだまする、郡上おどりと下駄の音

6月に入るといよいよ各地で盆踊りが開幕する。その中でもいち早く郡上おどりの熱気を体感できるのが京都だ。

毎年6月最初の金・土2日間、ゼスト御池地下広場と京都市役所庁舎前広場で開催される「郡上おどりin京都」は、京都岐阜県人会が主催するイベントで、今年第9回目を迎える。郡上はもちろん岐阜各地の名産品を揃えた物産展や観光案内、試飲が楽しめる地酒フェアも開催される。

すでに京都の「夏の風物詩」として定着しつつあるが、もちろんハイライトは郡上おどり保存会の生唄・生演奏による郡上おどりだ。こちらは毎年土曜日の午後に行われるのだが、ふだんは夜に踊る郡上おどりを、昼間の京都というロケーションで、しかも高らかに下駄を鳴らして踊れる格別の体験だ。心地よい汗とともに、夏気分を存分に味わうことができる。ただし晴れたときの陽射しは容赦ないため、紫外線対策をお忘れなく。

郡上おどりでいい汗を流した後は、京都にある町家の宿に泊まるのがボクの定番だ。余裕を持って京都観光を楽しむのもよし、酒呑みのボクにとっては先斗町で一杯ひっかけるのもまた楽し。しかし東京方面から遠征するのであれば、翌日名古屋で途中下車し、名鉄線で有松へ足を延ばしてみることをお勧めする。

次ページ《街道情緒に溢れた名古屋市有松にて、絞りの祭典が華開く

Area