旅行

伊豆高原大室温泉 THE KEY HIGHLAND IZU:「プレミアム温泉」vol.7 石井宏子

2015.10.18

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温泉付きの“隠れ家”を持つ愉しみ

大室山をバックに海を眺める伊豆高原。別荘地を細い道を進むとセレブリティの邸宅のような重厚な建物が現れます。この宿は9月にソフトオープンしたばかり。老舗のリゾートホテルが手掛けるクローズドなスタイルの新しい宿です。贅沢な邸宅の雰囲気は宿に入るとますます感じられます。庭にはゲストだけのプライベートプール、大きな海の水平線と空が青いグラデーションになって映ります。プールの奥にあるのは2つの貸切風呂、プールから水着のままで温泉に入ることができるプライベート空間です。

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“時”をテーマにした旅ならではのショコラ

部屋は全てキングサイズのワンベッド、二人の旅に特化したリゾートです。チェックインは21時まで可能でチェックアウトは12時。遅めのディナーは最終22時からのスタートが可能な上、朝食は朝寝坊が叶う9時〜11時のスタートと、都会からちょっとエスケープしたい時に出かけられます。

この宿の全室には特別なショコラが置かれています。この宿の経営に携わる会社の系列であるJOHN KANAYAのスパイスを練り込んだショコラには、懐中時計に時間が刻まれています。スパイスは大航海時代に世界を巡った大切な宝物。旅の時間に合わせて心や体に必要なスパイスが使われていて、例えばチェックイン後の「15:00」は移動中の疲れを癒すミルクチョコレートと香り高いシナモン。夕食前の「18:55」はビターのカカオと刺激的な黒胡椒。ディナーの後にそっと出されるショコラは「23:59」、ステキな夜がずっと続きますようにという願いを込めて、ノアールチョコレートと甘い香りのフェンネル。モエ・エ・シャンドンのシャンパンとショコラが、そっと二人の旅を盛り上げてくれることでしょう。

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ジョン金谷のスカルプチャードグラスの向こうに

大きなドアを開けると吹き抜けにシャンデリア、さらに扉の向こうにはフランスの彫刻家、ガブリエル・ロワールの作品であるスカルプチャードグラスが煌めいています。バーでアペリティフをいただいて、ゆっくりと始まるディナータイム。

まるでスイーツのような盛り付けの前菜は、大室山の秋サバ、釜揚げしらすなど和の料理人がつくるシャンパンにもあう品々。伊豆ならではの生ワサビを効かせた冷たいスープは生ワサビの甘味と辛味がなめらかな食感を引きたてます。メインは和牛と高原野菜の鉄板焼き。ずっと泡で通すもよし、ワインや伊豆の地酒を楽しむもよし、ゆっくりゆっくりお酒と一緒に楽しむ夕食の最後は茶漬けやそうめんなどさらりといただける一品。ゆるゆると飲みたい人の気持ちを本当にわかってくれているのです。秋の夜長を“隠れ家”で過ごす、そんな旅はいかがですか?

 

THE KEY HIGHLAND IZU
http://highland-izu.the-key.jp/

 

取材・文/石井宏子

【石井宏子の〈プレミアム温泉〉】一覧記事はこちら
http://www.premium-j.jp/hiroko-ishii/

【石井宏子の〈ここにしかない日本〉】一覧記事はこちら
http://www.premium-j.jp/hiroko-ishii_reports/

 

石井PP3《プロフィール》

石井宏子 

温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト

温泉の美容力を研究する日本でただひとりの温泉ビューティ研究家。生涯旅人の人生をスタートして年200日ほど日本・世界を旅する。雑誌やサイトなど多数の 連載コラムを執筆、テレビ・ラジオにも出演。温泉地の自然環境にも着目し、ドイツにて「気候療法士」資格を取得。温泉、水、自然環境、食事など旅を通じて、心も体もきれいになる新しい旅“ビューティツーリズム”を提唱。外資系化粧品会社、海外ブランドのマーケティング・広報の経験を生かし、温泉地のブランディングや企画もサポート。プレミアムジャパン“PREMIUM JAPAN”のトラベル・キュレーターに着任。日本温泉気候物理医学会会員、日本温泉科学会会 員、日本旅のペンクラブ会員、公式サイトhttp://www.onsenbeauty.com

 

 

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