都内の盆踊りもいよいよ大詰め!今宵は、みなと区民まつりへ:「今宵も盆悩まみれ」 vol.29 佐藤智彦

2016.10.14

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土砂降りの雨の中、増上寺大殿前で開催された郡上おどり

二十四節気では、お彼岸である「秋分」どころか「寒露(かんろ)」も過ぎ、日ごとに秋の深まりを体感する毎日の中、未だに盆踊りの話をしているといったら、一般の方は首を傾げるかも知れない。ところが季節外れでありながらも、都内ではまだ盆踊りが開催されているのだ。
その「秋の盆踊り」を含む「みなと区民まつり」が、先日10月10日土曜・11日日曜の2日間、港区芝公園一体で開催された。

「みなと区民まつり」といえば、盆オドラーには初日に開催される芝・増上寺大殿前ステージでの【郡上おどりinみなと区民まつり】と、両日芝公園4号地の芸能部会ステージ前で行われる【みんなで踊る盆踊り】が広く認知され、かつては都内でシーズン最後の盆踊りとして知られていた。

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みなと区民まつり実行委員会によるオープニングセレモニー。雨の中、増上寺大殿前にて

まず初日の【郡上おどりinみなと区民まつり】へ参戦!こちらはおよそ30分弱の短い時間に加え、演奏は生ではなくCDを音源として使うものなのだが、誰もが参加できるだけでなく、都内で郡上おどりを楽しめる機会が少ないだけに、毎年この時間を楽しみにしている方も多い。ところが今年は生憎の雨、しかも土砂降り…。関係者が踊るステージを見上げながら、参加者こそ少なかったものの《かわさき》《三百》《げんげんばらばら》《春駒》の計4曲を楽しむことができた。

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【郡上おどりinみなと区民まつり】は土砂降りの中予定通り開催された

「雨の中大変ですね」と声をかけてくださった方もいたのだが、ボクを含む踊り助平の面々にとって、郡上おどりは雨の中でも踊るのが当然。「雨で濡れるか汗で濡れるかの違いでしょ(笑)」と口にしていたほどだ。むしろ我々の踊りを熱心に見る観客の方はみな雨具をまとい、こちらの方が敬服すべきだと思うのだ。

 

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