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今年の踊り集大成!今宵は伊勢神宮神嘗奉祝祭【祭りのまつり】へ:「今宵も盆悩まみれ」 vol.30 佐藤智彦

2016.10.21

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日本を代表する祭りの最高峰が伊勢の地へ集結!想いを奉納する

盆踊りシーズンに入る前から待ち遠しく思っていた祭りがある。それが伊勢神宮で開催される【神嘗奉祝祭(かんなめほうしゅくさい)】だ。北は東北から南は沖縄まで、日本を代表する祭りが伊勢へ集結。神嘗祭の開催にあわせて踊りや想いを奉納するのだ。日本三大民謡、三大盆踊り、三大パレードといった、誰もが知る祭りが一堂に会し、華やかさを競い合うなんとも贅沢な機会。今年もこの祭りを体験すべく、三重・伊勢の地へと向かうことにした。

 上の写真:©Hitoaki Hiraga

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凛とした空気が漂う早朝の伊勢神宮内宮

「お伊勢さん」の名で親しまれる伊勢神宮こと神宮。「神嘗祭」は、年間およそ1,500も行われる神宮の祭り中で最も重要なものとされ、今年獲れた「お初穂」を神様へ奉り感謝する儀式。我々の先祖が代々命の糧ともいえる米の収穫を喜び、五穀豊穣の感謝を皆で共有することを受け継いできた、日本の心といっても過言ではない祭りなのだ。

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伊勢神宮の象徴ともいえる宇治橋の鳥居。日の出の頃

踊りや木遣り、民謡といった全国の祭りが、それぞれ想いを奉納する【神嘗奉祝祭「祭りのまつり」】は今年で16回目。毎年10月14日には前夜祭として、市内にある三重県営サンアリーナが無料開放される。ここには参加団体が披露する舞台を存分に堪能することができる。

翌日10月15日には神宮外宮前大通りを中心とした路上で奉曳車(ほうえいしゃ)による「初穂曳(はつほびき)」と「祭りのまつり」本番が行われる。また、木遣りや一部の踊りは外宮勾玉池奉納舞台でも開催される。伊勢の町は一気に賑やかとなり、熱気に包まれるのだ。

10月16日には初穂曳が清流である五十鈴川を進む勇壮な姿「初穂曳内宮領川曳」が行われるが、その後神宮では神嘗祭の流れとして「由貴夕大御饌(ゆきのゆうべのおおみけ)」や「由貴朝大御饌(ゆきのあしたのおおみけ)」、「奉幣(ほうへい)」「御神楽(みかぐら)」といった神事が執り行われる。

20161021_4【祭りのまつり】クライマックスの総踊り ©Hitoaki Hiraga

まずは踊り好きには垂涎のイベントである前夜祭を堪能する。

 

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