ようこそ、2017年。今年も盆悩に満ちた年であれ!:盆踊りキュレーター 佐藤智彦

2017.01.06

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新しい年がやってきた。早くも頭の中では盆踊り!

あけましておめでとうございます。
今年は暦の関係もあって、いつになく短い正月ムードから日常生活に戻ってきたという方も多いのではなかろうか。
2017年、平和で希望に満ちた一年とならんことを祈るばかりである。

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三重・志摩での【伊勢えび祭】。「じゃこっぺ踊り」で参戦したメンバーと一緒に取材を受けている様子

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東京での踊りはじめ、赤坂日枝神社での【納涼大会 山王音頭】

さて、2020年に開催される東京オリンピックに向け、数年前から盆踊り業界ではじわじわと盛り上がりの機運が高まりつつある。

大会が行われる時期は盆踊りがたけなわの季節でもあるし、盆踊りを通して日本の大衆文化を世界へ発信するまたとない機会といえるだろう。事実、盆踊りを盆ダンスとして開会式のプログラムへ取り入れることも検討されているらしい。

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青山・秩父宮ラグビー場駐車場での【郡上おどりin青山】

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本場よりひと足早く開催となる【郡上おどりin青山】での郡上おどり保存会によるお囃子

盆踊りを愛する人間からすれば、「盆ダンス」ではなくあくまでオーソドックスな「盆踊り」としての魅力を損なうことなく、ありのままに伝えることを切望する限りである。実際に日本を訪れる外国人の多くが盆踊りに興味を示し、一緒に踊りを楽しむ経験を幾度となくしてきたものだ。

3年の間、盆踊りのさらなる盛り上がりを期待するとともに、自分もそこに一役買えたら、と思う次第だ。

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伊勢丹新宿店にて、2度目の開催となった【おしゃれ盆踊り】

 

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