東海地方のおすすめ宿坊・その1「禅の湯」

2015.12.15

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禅の湯とは

宿坊とは、本来僧侶のみの宿泊施設として仏教寺院に作られた施設でした。平安時代になって寺社参拝の普及から、一般の参詣者も宿泊できるようになり、江戸時代のお伊勢参りや善光寺詣が大衆化したことで、宿坊が整備されてきました。

現在は、地域と結びついた観光事業として高級な宿坊も出てきています。そうした上質な宿坊のなかから、東海地方にあるおすすめの宿坊「禅の湯」をご紹介します。

禅の湯がある慈眼院は、1650年(慶安3年)に僧雲国によって開山された曹洞宗のお寺です。幕末、アメリカの初代駐日総領事、タウンゼント・ハリスが江戸に日米修好通商条約を結ぶために向かう途中、宿泊したところとして有名です。

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禅の湯のコンセプトは「育(いく)する宿」

利用客、住職家族、スタッフ全員が宿坊であることを通して「育ち、育ちあえる」場所でありたいという願いを込めています。

「本物を育する」「乱れた食を育する」「地域を育する」「子供を育する」「老いを育する」「遊びを育する」「心を育する」「仲間を育する」「体を育する」「夢を育する」「自然を育する」と11の育するポイントを提案し、禅の湯がどういう形で関わっていけるかを模索し続けている宿です。

禅の湯は、戦後、家族を養うために当時の住職夫婦が始めたユースホステルが起源となっています。その後、敷地内で掘削した温泉を活用し、ユースホステルの建物をリニューアルして生まれました。温泉を楽しむ日帰り利用も可能です。

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「本物を育する」の一つである温泉は、非循環、非濾過、非塩素という本物の温泉の条件をかたくなに守り、源泉掛け流しで提供される温泉は、カルシウム・ナトリウム・硫化塩温泉で、切り傷や火傷、皮膚病などに効能があり、同時に飲用することで高血圧や動脈硬化症にも効果があるとされています。また、「乱れた食を育する」として、宿で提供される料理の食材は近海物の金目鯛をはじめ、野生のイノシシ、自作する畑で取れた野菜などにこだわっています。さらに、「心を育する」とした体験教室も用意されています。そのなかで宿坊ならではの座禅体験が日曜日の朝に体験できます。

 

■お問い合わせ
名称:伊豆 天城温泉 モダン宿坊 「禅の湯」
価格:一泊朝食のみ「シンプル禅」1名5800円(税抜)など、各種プランあり
お問い合わせ先電話番号:0558-35-7253
http://zen-no-yu.com/
画像クレジット: ©天城温泉 禅の湯

 

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