絵画のような日本庭園が広がる古湯の宿 西村屋本館

2015.12.22

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名湯・城崎温泉の歴史ある宿

1400年もの歴史がある古湯・城崎温泉。日本有数の湯治場として人気のこの地に、江戸安政期(1854-1860年)に創業した伝統あるお宿があります。それが今回紹介する『西村屋本館』です。

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日本の伝統建築を生かした部屋で「和」の風情を楽しむ

部屋数は全部で34室あり、どの部屋も日本建築の伝統を生かした情緒ある造り。どこか懐かしさを感じる古き良き和の風情を楽しめます。海外の人なら日本のトラディショナルな雰囲気を存分に堪能できるでしょう。部屋の種類は複数ありますが、中には美しい露天風呂が備え付けられている部屋もあります。

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西村屋本館の見所の一つが別棟の「平田館」です。この平田館は、日本の数奇屋建築の巨匠と呼ばれた平田雅哉氏によって1960年(昭和35年)に建てられたもの。全9室のうち露天風呂付きの特別室が2室配されており、日本伝統の数奇屋造りの真髄を堪能することができます。

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まるで絵画のような美しい庭園が広がる

平田館の中庭には美しい日本庭園が広がります。緻密に計算され設計されたその庭の景色は、まるで絵画のような美しさ。また本館にも美しい庭園があり、特に特別室「松の間」からの景色は絶景です。部屋から眺めるだけでなく、実際に庭を散策できるのも魅力。これからの季節は雪化粧をまとった庭を楽しむこともできるでしょう。

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地元で捕れる旬の松葉かにに舌鼓

夕食には城崎温泉が位置する兵庫県北部・但馬地域名産の但馬牛や日本海で捕れる新鮮な海の幸を生かした和食が供されますが、やはりこの時期の日本海側に来たのなら、ズワイガニを堪能すべきです。

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西村屋自慢の松葉かにのフルコースは、お作り・ゆで・焼きなど松葉かにの魅力を存分に堪能できる料理が並びます。城崎温泉に近い津居山港や柴山港で水揚げされた新鮮な松葉かにの身は、真っ白でややもっちりとした食感。そしてしつこくない甘みが広がります。また新鮮な「かにみそ」ならではのくせのない濃厚な味も見逃せません。

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趣向を凝らした内湯と伝統の外湯巡り

部屋に備え付けられている露天風呂の他に、宿内にも魅力的なお風呂が用意されています。まずはヒノキの香りが漂う大浴場「吉の湯」。次は中国の舗地をイメージした「福の湯」。そして平田館の中庭に面した「尚の湯」です。それぞれに趣きが異なり、お風呂ごとに新鮮な楽しみ方ができます。他にも、城崎温泉ならではの外湯巡りも体験したいところ。

日本建築の粋を凝縮した部屋を堪能し、名湯・城崎温泉のお湯で癒やされ、絶品のかに料理を味わう……この冬にお薦めです。

 

■お問い合わせ

城崎温泉 西村屋本館
http://www.nishimuraya.ne.jp/honkan

 

写真提供:西村屋本館

 

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