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フォーエバー現代美術館 祇園・京都、最後の展示会「草間彌生 永遠の南瓜展」

2019.02.06


≪宇宙に届け、水玉かぼちゃ≫2009年

京都・祇園の祇園甲部歌舞練場は、明治や大正時代の趣ある木造建築と優美な庭が魅力。春には都をどり、秋には温習会などで芸妓や舞妓の踊りが鑑賞できる祇園屈指の観光スポットです。現在は耐震補強工事のため休館中ですが、この敷地内に期間限定でオープンしていたフォーエバー現代美術館 祇園・京都が、この2月末に閉館を迎え、そのフィナーレを飾るのが、日本を代表する現代アートの鬼才、草間彌生氏のカボチャです。

フォーエバー現代美術館 祇園・京都は、登録有形文化財にも指定された大正2年竣工の木造建築「八坂倶楽部」を舞台に、現代アートを畳の大広間で鑑賞するという独自のスタイルで人気を博してきました。

特に、最後の企画展「草間彌生 永遠の南瓜展」は、伝統的な入母屋造りの日本建築とドット模様のカボチャというコラボレーションが秀逸。様々な色や形のカボチャ作品35点をはじめとして、草間氏の貴重な初期作品を含めて123点を展示しています。


≪七色の富士(オレンジ)-生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時≫2015年

展示室「南瓜の間」にはカボチャをモチーフとした立体インスタレーション作品や、版画、油彩など35点を集め、「花の間」や「富士の間」は、部屋の名にちなんだ作品で構成。常設展示として、1963年制作の『無限の網』や1992年制作の『黄樹』など、草間氏の代表作や初期作品、2000年代までの作品が展示されているので見逃せません。

今回の展覧会は、期間限定だからこそ実現した貴重なもの。畳敷きの和風空間で草間作品のカボチャたちを鑑賞できる、このラストチャンスに、ぜひ足を運んでみてはいかが。

 

◆フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生 永遠の南瓜展 Yayoi Kusama Pumpkin Forever
会期: 2019年2月28日(木)まで ※休館日なし
所在地:京都府京都市東山区祇園町南側570-2
     祇園甲部歌舞練場内 八坂倶楽部
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
公式サイト:https://fmoca.jp/