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常連さんも一見さんも初夏の京都へ。今年も平安神宮で「第69回京都薪能」開催

2018.05.26

観世流能「田村」(ウシマド写真工房撮影)2
大極殿前で上演される2晩限りの舞台(写真は過去の公演)

篝火が焚かれ社殿がライトアップされた平安神宮で、京都在住の能楽師と狂言師が演ずる京都の初夏の風物詩、「京都薪能」。幻想的な空間で繰り広げられる夢のようなひと時を、毎年楽しみにしている方も多いのでは。

今年も例年通り平安神宮の大極殿前に特設の舞台を設け、2018年6月1日(金)と2日(土)の両日、午後6時から開演されます。今年のテーマは「悲劇の英雄 義経の生涯」。義経と弁慶の出会いのエピソードである「橋弁慶」、静御前との別れの「船弁慶」など3演目が初日に、「鞍馬天狗」や「正尊」など3演目が2日目に上演されます。観世流と金剛流の能の曲間に、大蔵流による狂言や演目の解説もあり、どなたでも楽しめる内容となっています。

金剛流能「小鍛冶」(ウシマド写真工房撮影)○トリミング

篝火の中で浮かび上がる幻想的な舞台(写真は過去の公演)

「能はちょっと難しくて……」という方は、「京都薪能」と同日に開催される公開レクチャー「能の世界へおこしやす―京都薪能鑑賞のための公開講座―」に参加してみては。能の謡や囃子、狂言を分かりやすく解説してくれますし、ダイジェスト版の能も鑑賞できるそうです。

幅広い世代に能の魅力を知ってもらおうと、奈良の薪御能に倣って昭和25年から始まった「京都薪能」は、今や京都の初夏を代表するイベント。当日は能楽ファンのみならず、観光客や学生さん、会社帰りのサラリーマンも舞台の前へ詰めかけます。1曲目の演目が終わった頃にたかれる篝火のほのかな灯りの中、浮かび上がる大極殿を背景に、2曲目、3曲目で最高潮の盛り上がりを迎えます。 普段から能に親しんでいる方も初めてという方も、しばし日常を忘れ、揺れる炎に照らされて舞う幽玄の世界に浸ってみてはいかがでしょう。

 

 

◆第69回 京都薪能 ―悲劇の英雄 義経の生涯―
開催日時:2018年6月1日(金)、2日(土)
開演:18:00〜20:45頃  ※開場は17:00
会場:平安神宮(京都府京都市左京区岡崎西天王町)
   ※雨天時は、ロームシアター京都メインホール 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13
演目:6月1日(金) 金剛流能「橋弁慶(はしべんけい)」
          観世流能「烏帽子折(えぼしおり)」
          観世流能「船弁慶(ふなべんけい)」
   6月2日(土) 観世流能「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」
          金剛流能「祇王(ぎおう)」
          観世流能「正尊(しょうぞん)」
   ※両日とも、1曲目の上演後に「火入式」を行います。
   ※各曲の間に、狂言師が能の内容を分かりやすく紹介します。
入場券:前売4,000円、当日5,000円

◆能の世界へおこしやす ―京都薪能鑑賞のための公開講座―
開催日時:2018年6月1日(金)、2日(土)
開催時間:14:00〜14:45 ※開場は13:30
会場:ロームシアター京都メインホール(京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 )
入場料:無料
    ※京都薪能チケットを購入される場合は申込不要(当日チケットを提示して入場)
    ※レクチャーのみ参加する場合は要事前申込・先着順
問い合わせ:京都薪能事務局(075-754-0331)
http://www.kyoto-nohgaku.or.jp/