花々を用いたサナ・レートの作品が視線を奪う。花々を用いたサナ・レートの作品が視線を奪う。

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【11/10(日)まで 長野県・御代田町】

2019.9.30

浅間山の自然の中で写真と触れ合う「浅間国際フォトフェスティバル2019」

花々を用いたサナ・レートの作品が視線を奪う。

軽井沢に隣接する御代田町で「浅間国際フォトフェスティバル2019」が開催中だ。第1回目となる今回は、メルシャン軽井沢美術館跡地に開館予定の「御代田写真美術館(MMoP)」エリアをメイン会場とする「PHOTO MIYOTA」に加え、軽井沢町で開催する「PHOTO KARUIZAWA」(10月1日より)、群馬県長野原町内2か所で開催の「PHOTO KITAKARUIZAWA」と、浅間山麓の3つのエリアで開催。昨年のプレ開催から、さらにスケールの大きなものとなり注目されている。

 

軽井沢から車で約20分ほど走ると、御代田町にたどり着く。浅間山が目の前に迫り、雲が風に乗って浅間山の稜線をなでながら通り過ぎていく。近年はこの雄大な自然と、生活の利便性の良さで移住者も増えているという。

 

フォトグラファーの小山一成は、御代田の日常風景が凝縮された作品集『御代田の音色』を上梓したばかり。「浅間国際フォトフェスティバル」に先駆け、1年かけて御代田町に通い、撮影し続けた作品集だ。生命の芽吹きを感じさせる美しい春、浅間山が運ぶ冷涼な風と日差しのにおいに満ちる夏、すべてが色づき実りを迎える秋、一面を純白色の荘厳な風景に変える冬。厳しさも恵みも包括した、四季の中で自然が見せる表情と、人々のおだやかな暮らしへの憧憬と畏敬の念を感じさせるものとなった。御代田の人々とともに「浅間国際フォトフェスティバル」を育てていく。今回の小山の作品制作は、その決意を知るプロジェクトのひとつだ。

軽井沢で見るよりも大きく、迫ってくるような浅間山の麓が御代田町だ。 軽井沢で見るよりも大きく、迫ってくるような浅間山の麓が御代田町だ。

軽井沢で見るよりも大きく、迫ってくるような浅間山の麓が御代田町だ。Photography by © Kaz Koyama | amana photography


馬瀬口の枝垂れ桜。誰に見られずとも咲き、散らす風を恨むでもなく、春を知らせる。 馬瀬口の枝垂れ桜。誰に見られずとも咲き、散らす風を恨むでもなく、春を知らせる。

馬瀬口の枝垂れ桜。誰に見られずとも咲き、散らす風を恨むでもなく、春を知らせる。Photography by © Kaz Koyama | amana photography


町を龍神様が駆け抜ける「御代田龍神まつり」。毎年7月に開催される勇壮な祭り。小山一成写真集『御代田の音色』は、小山が御代田町へ通い、1年かけて撮影したもの。「浅間国際フォトフェスティバル2019」会場で販売中。5,000円。御代田町のふるさと納税返礼品としても贈呈されることとなっている。Photography by © Kaz Koyama | amana photography


第1回目となる今年は「TRANSFORM イメージの化学」がテーマ。写真や映像、インスタレーション、最新撮影システムを駆使したインタラクティブなものまで、写真という変容する芸術を刺激的な展示で体験できる。国内外、55組の写真家の作品を、728点も展示し、見ごたえも十分。屋内のみならず屋外にも様々なスタイルで掲示し、子供から大人まで、様々なスタイルの写真表現に触れる貴重な機会だ。


祝祭で身に着ける衣装の鮮やかな色彩が美しいシャルル・フレジェの作品「CIMARRON」。 祝祭で身に着ける衣装の鮮やかな色彩が美しいシャルル・フレジェの作品「CIMARRON」。

祝祭で身に着ける衣装の鮮やかな色彩が美しいシャルル・フレジェの作品「CIMARRON」。

イタリアを横断するポー川をコラージュした西野壮平「IL PO」。 イタリアを横断するポー川をコラージュした西野壮平「IL PO」。

イタリアを横断するポー川をコラージュした西野壮平「IL PO」。


牧歌的な空気感とユーモアが楽しいシャンタル・レンズ「You Run Around Town Like a Fool and You Think that it's Groovy」。 牧歌的な空気感とユーモアが楽しいシャンタル・レンズ「You Run Around Town Like a Fool and You Think that it's Groovy」。

牧歌的な空気感とユーモアが楽しいシャンタル・レンズ「You Run Around Town Like a Fool and You Think that it’s Groovy」。

木立の中に展示される畑 直幸の「Rayleigh」。 木立の中に展示される畑 直幸の「Rayleigh」。

木立の中に展示される畑 直幸の「Rayleigh」。

会場に展示された、御代田町の人々500人超のポートレートは圧巻。町民とともにフェスティバルを作り上げていくという思いが詰まっている。 会場に展示された、御代田町の人々500人超のポートレートは圧巻。町民とともにフェスティバルを作り上げていくという思いが詰まっている。

会場に展示された、御代田町の人々500人超のポートレートは圧巻。町民とともにフェスティバルを作り上げていくという思いが詰まっている。

スマートフォンの爆発的な普及により、いまや誰もが毎日、写真を撮り、そして目にする。しかし、それはわずか数インチのモニターの中の世界。「浅間国際フォトフェスティバル2019」では、写真とはこういうもの、という既成概念を超えた大きさや展示形態で写真と向き合うことになる。少しひんやりとした空気の中、カサカサと音を立てながら落ち葉の上を歩く感触。浅間山を借景にした自然の中を思い思いに散策しながら、写真を見る。触れる。美しく色づき始めた御代田の秋の中、写真を楽しむという新しい体験が待っている。

◆「浅間国際フォトフェスティバル2019」
2019年9月14日(土)~11月10日(日)
開場時間:10:00~17:00(最終入場:16:30)
入場料:無料 ※一部有料エリア有 中学生以下は全エリア無料
長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1794-1
御代田写真美術館予定地 | MMoP (旧メルシャン軽井沢美術館)周辺エリア

 

イベント情報
10月13日(日)写真とイラストでアートを作ろう(モレスキン)
10月14日(月)、26日(土)ミニカメラバッグづくり(濱野皮革工藝)
10月27日(日)ゆるゆるお父さん遠足 in PHOTO MIYOTA
10月27日(日)スマホ de 加工~Instagram・TikTokの加工セミナー~
※イベント内容、開催時間等、詳細情報は下記公式サイトより確認を。
公式サイト
https://asamaphotofes.jp/

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2019.12.12

小樽にて「メディアナラティブ~物語が生まれる港街で触れるメディア芸術」開催

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