日本美術のコレクションで国内外から高く評価される京都・細見美術館。その開館25周年を記念した「京都 細見美術館の名品-琳派、若冲、ときめきの日本美術-」が、東京・日本橋高島屋S.C.にて開催される。会期は4月26日(水)より5月15日(月)まで。


(上から) 重要美術品 金銅三昧耶五鈷鈴 鎌倉時代、重要美術品 金銅五鈷杵 平安後期 、重要美術品 金銅金剛盤 室町時代 細見美術館蔵
昭和の実業家である細見良(初代古香庵)にはじまる細見家三代が80年近くを費やして蒐集した名品を所蔵する細見美術館。本展では、そのコレクションの中から選りすぐりの作品を一堂に展示する。


重要美術品 芦屋十一面観音香炉釜 天文3年(1534)銘 細見美術館蔵


伊藤若冲 雪中雄鶏図 江戸中期 細見美術館蔵
見どころは、人気の高い江戸絵画や各時代や分野を象徴する優品の数々。会場は5章構成となっており、細見コレクションの原点である「神や仏に捧げられた造形にこそ真の尊さがある」とする初代古香庵の信念から蒐集された仏画や荘厳具 、細見家好みの茶の湯の美術、華麗な蒔絵作品や貴重な七宝コレクションと北斎の肉筆浮世絵を含む風俗画、そして琳派と奇想の画家・伊藤若冲の作品など、珠玉のコレクションを紹介する。


葛飾北斎 五美人図 江戸後期 細見美術館蔵


本阿弥光悦 書/ 俵屋宗達 下絵 月梅下絵和歌書扇面 江戸前期 細見美術館蔵
一貫した美意識と真の鑑識眼によって蒐集された作品を通じて、見る者を“ときめき”へと導く展覧会。訪れた人はきっと、心地よい満ち足りた時間を過ごせるはずだ。
◆「京都 細見美術館の名品-琳派、若冲、ときめきの日本美術-」
【会期】4月26日(水)~5月15日(月)
【会場】日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
【入場時間】10:30~19:00(19:30閉場)
※最終日は17:30まで(18:00閉場)
【入場料】一般 1,200円、大学・高校生 1,000円、中学生以下無料
【巡回展スケジュール】
大阪高島屋 7階グランドホール 2023年3月22日(水)~4月10日(月)
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場 2023年12月23日(土)~2024年1月7日(日)
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