ドイツではキリストの降誕を待つアドベント期間に食べられる発酵菓子として定番のシュトーレン。諸説あるが、日本では1969年に、福岡の菓子店がドイツの修行先から持ち帰ったレシピで作られたのが最初だという。現在では多くのパティスリーやブーランジュリーの店頭に並ぶようになり、この季節を楽しみにしているファンが多い。2019年もアドベントを前に、ドイツの伝統的なスタイルから、アレンジを加えた新作まで、パティシェ渾身のシュトーレンが出そろっている。
長時間発酵のこだわりパンで人気のシニフィアン シニフィエでは、5種類のシュトーレンを販売する。ブラウンシュガーと和三盆でコーティングし、切り分けるとナッツとドライフルーツがたっぷり入った生地からカシスとバニラが香る「シュトーレン プレーン」のほか、新作の「プラリネ」、完全予約販売の「バジル」(数量限定)、「ペッパー」「マロン」も好評だ。


ナッツとドライフルーツがぎっしり詰まった、シニフィアン シニフィエの「シュトーレン プレーン」。
本場ウィーンの味を伝えるデメルでは、ラム酒にしっかり漬けたドライフルーツとナッツを、スパイスを効かせた生地へ練り込んだ伝統的な「クリストシュトーレン」を用意。シャンパーニュや赤ワインにマッチする、大人の味わいが楽しめる。また、デメルオリジナルのイラスト入りボックスも、クリスマスへの気分を高め、冬のおしゃれなギフトに最適だ。


デメルの「クリストシュトーレン」は、ラム酒の香り高いレーズンとスパイシーな生地で毎年人気の味。
パティスリー・サダハル・アオキでは、和素材を使った「シュトーレン ユズ」を販売。発酵バターたっぷりの生地に、ラム酒漬けのドライフルーツやナッツを加え、マジパンを入れた伝統的なスタイルでありながら、柚子の香りを効かせた新感覚のシュトーレンとなっている。和素材を巧みに操る、サダハル・アオキらしい個性的な一品に仕上がった。


和素材使いを得意とするパティスリー・サダハル・アオキならではの「シュトーレン ユズ」。
ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド直営のベーカリー、ル・パン神戸北野の冬の風物詩と言えるのが「クリスマス シュトーレン」。今年は、地元の酒蔵で醸造された日本酒「福寿 純米吟醸」にドライフルーツを漬け込み、兵庫産小麦を使った生地に練り込んだ、神戸ならではの味で勝負。12月25日までに300本を焼き上げるという人気商品だ。


日本酒に漬けたドライフルーツが芳醇な味わい。ル・パン神戸北野の「クリスマス シュトーレン」。
1日1日と熟成を重ねて味に深みを増していくシュトーレン。薄く切って味わいながら、家族と過ごすクリスマスのプランを練るもよし。大切な人へのギフトとしても喜ばれるはずだ。自分だけのお気に入りの味を見つけて、クリスマスを待つことにしよう。
シニフィアン シニフィエ「シュトーレン プレーン」
4,860円(税360円)
世田谷本店、日本橋タカシマヤ店、WEBサイトにて販売
販売期間は2019年12月末頃まで
https://signifiantsignifie.com/
デメル「クリストシュトーレン」
2,800円(税抜)
箱サイズ・約14.5×23×4.5㎝
全国百貨店のデメルショップ、クリスマス特設会場などで販売
販売期間は2019年12月25日頃まで
https://www.demel.co.jp/
パティスリー・サダハル・アオキ「シュトーレン ユズ」
3,078円(税込)
国内直営全5店舗、公式WEBサイトにて販売
販売期間は2019年12月末頃まで
https://www.sadaharuaoki.jp/
ル・パン神戸北野「クリスマス シュトーレン」
1,350円(税込)
サイズ・13×7㎝
本店、伊丹空港店にて販売
販売期間は2019年12月2日から12月25日まで
https://www.l-s.jp/restaurants/lepan/
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