日本の伝統色「駱駝色」とは……
ラクダは、哺乳類・ウシ目・ラクダ科・ラクダ属の動物の総称。砂漠など乾燥地帯に適した家畜として、古くから牧畜民の暮らしを支えている動物です。このラクダの毛の灰色がかった薄い茶色が駱駝色。柔軟性と保湿性があるラクダの毛はメリヤスや毛布などに用いられる高級な動物繊維で、江戸時代は象と並んで人気があったとされています。
駱駝色 = らくだいろ
駱駝色の英名はキャメル。JIS色彩企画に規定されている慣用色名のひとつで、近世になってキャメルの訳語として誕生した色名です。「駱駝色」は、らくだいろと読みます。
R191G121B78 #BF794E/駱駝色(らくだいろ)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。
Experiences
Premium Calendar
日本の伝統色を知る
Premium Calendar