1979年の創業以来、日本の染織文化を未来へ繋いでいくため、様々な取り組みに挑んできた銀座もとじ。創業40周年を記念して、パリと東京を拠点に活躍するグラフィックデザイナー、カンタ・デロッシュとコラボレーションした風呂敷を4月19日(日)に発売する。
デザインのテーマは「繋がり」。人と人、自然、宇宙との繋がりを大切にしながら、先人から受け継がれた技術や知識、そして時代に応じて変化と革新を続ける精神を未来へと繋いでいく思いが込められている。


差し伸べあっているようにも、離れゆく手にも見える二つの手。実は反転した同じ手でもある。物事を多様な解釈で多角的にとらえる楽しさや大切さに気づかせてくれる。


素材には高級絹織物の代表格、丹後ちりめんを使用。丹後ちりめんの最大の特徴といえる凸凹状の「シボ」が乱反射を生み、豊かで深みのある色を醸し出す。
日本初の男性きもの専門店のオープンにはじまり、銀座の街路樹、柳を使った「柳染」の商品開発や世界初となる雄だけの純国産の蚕品種「プラチナボーイ」から作った糸を用いた着物や帯の商品化、お客様が着物づくりを体験できるプロジェクトなど、新しいことに挑戦してきた銀座もとじ。今回、日本とフランスのふたつのバックグラウンドをもつデロッシュと、大胆かつ斬新なデザインで伝統文化の魅力を伝える。
古くは奈良時代から大切なものを包むものとして用いられてきた風呂敷。近年は北欧テイストなどモダンな柄も展開され、テーブルクロスやバッグなど、変幻自在に様々な役割をこなすことで注目されている。日本が誇る伝統文化、風呂敷を身近なアイテムとして日常生活に取り入れてみてはいかがだろう。


2019年12月27日に公開、Premium Japan「銀座もとじがプロデュース。私だけのきものを作る「プラチナボーイ物語」とは」より。
◆GINZA MOTOJI × Kanta Desroches 風呂敷
素材:正絹100%(丹後ちりめん鬼シボ)
価格:19,800円(税込)
色展開:3色
サイズ:80㎝×74㎝
4月19日(日)銀座もとじ全店にて発売
Kanta Desroches(カンタ・デロッシュ)
フランス・パリ生まれ。2010年にLSD Studioを設立し、パリと東京を拠点に活動。パリで開催された日本の芸術文化を総合的に紹介する「Japan-ness et Japanorama展」(2017年-2018年)のメインビジュアルや三越伊勢丹の年間広告(2018年)を手がけるなど、「アートとデザインでフランスと日本をつなげる」というコンセプトのもと、グラフィックからブランドディレクションまで幅広く活躍中。
(敬称略)
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