宮崎県西都市で明治初期から焼酎造りを続ける老舗、正春酒造がアルコール度数77%の麦焼酎「AISOME77°」を発売した。地元の自治体や医療機関などからの要請を受け商品化したもので、消毒用アルコール不足が解消されるまでの期間限定製造となっている。


品質を安定させるため、歴史のある器を使い酵母を熟成させる。
2020年5月より発売されている「AISOME77°」は、厚生労働省よりアルコール濃度70~80%の蒸留酒を消毒用エタノールの代替品として認めるとの通知を受け、手指の消毒を行うこともできる製品として開発された。


西都市西部にある焼酎工場。蔵から山へ車で5分走ると焼酎と相性がいいとされる水源「清水兼(きよみずがね)」がある。
炭酸やジュースなどで割れば通常の麦焼酎として楽しむことも可能。正春酒造の地元・宮崎県の自治体や医療機関へ貢献したいという思いと、明治から続く焼酎造りの技術によって作り出された。消毒もでき、飲んで味わうこともできる「AISOME77°」。正春酒造の心意気を感じる1本だ。
◆AISOME77°
品目:スピリッツ
アルコール分:77%
容量:300ml
希望小売価格:900円(税抜) ※1本あたり257円の酒税が含まれる。
※宮崎県の医療機関へ優先して供給するため、数量や納期の希望に沿えない場合もあり、ご了承の上、お問い合わせいただきたい。
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