「多々納工房」が生み出すジャパンブルー「藍」の美しさ

2016.07.30

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手仕事にこだわった「多々納工房」の製品

江戸時代に発展した日本の藍染め技術は、日本各地でさまざまな織物を生み出しました。島根県の「出西織(しゅっさいおり)」もその一つ。「多々納工房」(島根県出雲市)では手仕事にこだわった出西織を制作しています。まず、その製品を見てみましょう。

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ランチョンマット……3000円~(税別)

ランチョンマット。藍の色も鮮やかで、白と藍のコントラストも見事です。

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名刺入れ……2000円~(税別)

名刺入れ。織りの緻密さと美しさにも注目です。

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バッグ……5000円~(税別)

出西織のバッグです。藍色の美しさが際立っています。

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コースター……750円~(税別)

コースター。いずれも模様と配色が絶妙です。

このように「多々納工房」の製品は、藍の色が目にも鮮やかで、シンプルな形状の中にセンスと美しさが満ちています。また、これら製品には「手仕事」へのこだわりが息づいています。

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手仕事へのこだわりが徹底されている

「多々納工房」では昔ながらの手仕事を貫いています。手仕事へのこわだりは徹底されており、糸の材料となる棉(わた)を自家栽培することから行っているほどです。あまり知られていませんが、綿(わた)に咲く綿花を採取し、ここから種子を取り除いたものが「綿」です。多々納工房では、白棉・茶棉を栽培、「綿」を取り、これを糸車で糸に紡ぐことも行っています。この手紡ぎの仕事は、帯などの特注の品物のみに用いられます。糸を天然の藍すくもを用いて染め、機織りします。もちろん全て手作業ですから、その手間暇たるや想像を絶するものです。

「多々納工房」の作品は手仕事でしか出せない風合いと美しさを備え、使えば使うほど味わいの増す魅力があります。わかりやすく華美なものだけが贅沢なのではなく、このような作り手の手間暇を惜しまない精神が表れたものもまた、贅沢な一品だと言えるのではないでしょうか。

 

お問い合わせ
多々納工房
https://www.facebook.com/shussaiori/

写真提供:多々納工房

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