東京オリンピックでも話題となった空手は、沖縄古来の武術と中国の武術が融合した「唐手(トゥーディ)」が基礎となっている。本来の唐手には組手という発想がなく、護身と自己鍛錬のためにのみ行われてきた武術なのだという。稽古を通じて自己と向き合い、自己を磨くことが唐手の神髄だ。そんな琉球唐手の型や歴史、心得を学び、自己と向き合う貴重な体験を提供するプランが、読谷村のリゾート施設で企画されている。


基礎の型から学ぶので初心者でも参加可能。


日中は道場で稽古を、夜間は稽古で覚えた型を闇の中で繰り返す動禅瞑想を行い、睡眠の質を高めるお茶で締めくくる。
沖縄・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」にて、2021年9月1日(水)より「琉球唐手(トゥーディ)滞在」プログラムを開催する。2泊3日の滞在中、施設内にある道場で上地流空手道拳優会の有段者が基礎の型から本格的な技までを指導。最終日には木製の板の試割りもできるほど上達するという。3回の稽古のほか、就寝前にも無心で型を繰り返す動禅瞑想を行い、自己鍛錬へと近づくとともに深い睡眠を得ることができる。
道場での昼の稽古や夜の瞑想の合間には、オーシャンフロントの客室で指圧のプライベートな施術を受けて身体をゆったりとほぐす、至福の時間が待っている。さらに、客室には甕入りの泡盛と泡盛用の酒器「カラカラ」が用意され、テラスで晩酌しながらじっくりと自分と向き合うことも可能だ。


施設内のスパ棟では、全身のトリートメント受けることも可能。


昼の稽古が終わったら、海を望む客室で指圧マッサージを受けて身体を整える。
客室で受ける指圧マッサージのほか、2021年4月にオープンしたばかりのスパ棟では、海の塩や泥、月桃などの植物の力で全身をケアするオイルトリートメントのメニューを用意している。道場での稽古によって緊張した筋肉を、呼吸に合わせたストロークで心地よくときほぐすトリートメントは、身体の内側から英気を養ってくれる。


グスクの城壁をイメージしたグスクウォール。壁の向こうには色彩豊かな畑や自然海岸、オーシャンフロントの客室が広がる。
城壁のようなグスクウォールに囲まれた「星のや沖縄」は、一歩中へ入ると沖縄ならではの植物が茂る畑と自然の海岸が広がる清々しい空間。琉球唐手体験などユニークなプログラムやアクティビティ、スパによるリラクゼーションが揃い、ゲストが思い思いの方法でステイできるリゾートだ。ゆったりとくつろぐ以上に、何かを得る旅を望んでいるなら、こんな滞在先を選んでみるのもいいだろう。
◆星のや沖縄「琉球唐手(トゥーディ)滞在」
期間:2021年9月1日(水)~11月30日(火)
料金:1名84,300円(税・サービス料込)
※唐手稽古(3回)、動禅瞑想(2回)、指圧(1回)、泡盛を含む
※宿泊費別
◆星のや沖縄 「スパ」
料金:オイルトリートメント 「波」90分19,360円、「月」90分26,620円(税・サービス料込)
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