オークラワインセラー

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オークライズムを紐解く12の扉

2019.9.17

12. 「オーキッドバー」と「スターライト」。
オークラの至福のバータイム

2019年9月、新しい時を刻み始める「The Okura Tokyo」。新しいオークラは「オークラ ヘリテージウイング」と「オークラ プレステージタワー」の2棟からなり、オークラの真髄や伝統は継承されつつ、さらなる進化を遂げるという。オークラの魅力を再確認し、新しいThe Okura Tokyoの姿に迫る12のストーリー。

伝統と風格の「オーキッドバー」に加え、
新たなバー空間「スターライト」も誕生する

ホテルオークラ東京は外来客の多いホテルとして知られている。その理由は、“食のオークラ”と言われるように、フレンチ、日本料理、中国料理、カフェテリアなどが揃っていること。そして、もう一つ忘れてはいけないのが、バーの存在だ。

 

メインバーである「オーキッドバー」は、数あるホテルのバーの中でもオーセンティックで重厚な雰囲気をもつのが魅力。その空気をそのままに、「オークラ プレステージタワー」5階に「オーキッドバー」がオープンする。本館で使われてきた銅板のテーブルをメインテナンスして使い、革張りの椅子は同じ仕様で再製作した。歴史ある調度が醸し出す、風格ある雰囲気が、新しい空間の中にそのまま移されている。オーキッドバーのアイコンであったロングカウンターは、神代(じんだい)ニレの木を使って作り直した。その長さは13メートルにもなる。ここに13席のプレミアムシートが生まれる。

老舗バーに相応しい風格と心地よさを求めて、毎晩多くのお客様が足を運ぶ、オーキッドバー。 老舗バーに相応しい風格と心地よさを求めて、毎晩多くのお客様が足を運ぶ、オーキッドバー。

老舗バーに相応しい風格と心地よさを求めて、毎晩多くのお客様が足を運ぶ、オーキッドバー。

トップの写真はオーキッドバーお得意のフレッシュな桃を使ったドン ぺリニヨンのカクテル、ベリーニ。時期によって桃の産地が変わり、それぞれに味わいも違うのだとか。バーテンダーが振るシェイカーをよく見ると、普通とは逆さまに、トップを外側にしている。これはオークラのスタイルだそうだ。


本館当時のオーキッドバー。 本館当時のオーキッドバー。

本館当時のオーキッドバー。

このバーではウイスキーの品揃えが充実していることでも知られている。ウイスキーは簡単には入手できないもの、高額なものがよく注文されるという。

 

大人の空間であるオーキッドバーに対して、東京の街を一望にしながら、食事やアルコールを楽しめるバーラウンジが新設される。オークラ プレステージタワー41階の「スターライト」がそれだ。トップフロアに位置するこのバーラウンジは、「ザ・バー」「ザ・ラウンジ」「ザ・シェフズ・テーブル」の3つのゾーンに分かれていて、シチュエーションに合わせて利用できる。国内ホテル初のトップフロアラウンジだった「スターライトラウンジ」が復活した格好だ。当時は、夜景と生演奏が人気だったという。新しいスターライトでは、人が集まり、賑わう中で美食美酒を楽しむスタイル。ワインセラーも備えている。東京という大都市の楽しみ方を改めて提案してくれる存在になりそうだ。

 

(敬称略)

Text by Akiko Ishizuka
Photography by Mutsumi Tabuchi
© The Okura Tokyo

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