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その先の京都へ

2024.12.5

まだ間に合う!京都の穴場紅葉スポット 「伏見〜宇治」まるっと周遊プランで混雑回避






何度訪れても新たな魅力が発見できる、京都。

Premium Japanでは、まだ多くの人が知らないであろう京都の魅力ある体験や場所をテーマ別に紹介していく。

今回フォーカスしたのは、市内中心部の大混雑から離れ、ゆっくり紅葉が楽しめるスポット。京都の玄関口・京都駅から交通公共機関を利用して周遊できるコースを提案する。

 

 


京都駅

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  ↓ 近鉄京都線または地下鉄烏丸線(約25分)

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スポット1  城南宮(伏見)

 

まず訪れたいのは、およそ1200年前、平安遷都の際に都の守護と国の安泰を願って都の南に創建された「城南宮」。




「源氏物語花の庭」とも称される、城南宮の神苑。『源氏物語』に描かれた80種余りの草花とともに、四季折々の風情が楽しめる。 「源氏物語花の庭」とも称される、城南宮の神苑。『源氏物語』に描かれた80種余りの草花とともに、四季折々の風情が楽しめる。

「源氏物語花の庭」とも称される、城南宮の神苑。『源氏物語』に描かれた80種余りの草花とともに、四季折々の風情が楽しめる。



平安時代後期の建築様式で造営された優美な社殿を取り巻く約1万坪の神苑「楽水苑」では、11月中旬頃から12月初旬にかけてイロハモミジなど約120本の木々が見頃を迎える。

 



平安貴族の邸宅を模した寝殿造りの神楽殿から池が広がる「平安の庭」。    平安貴族の邸宅を模した寝殿造りの神楽殿から池が広がる「平安の庭」。

平安貴族の邸宅を模した寝殿造りの神楽殿から池が広がる「平安の庭」。

 





5つのエリアで構成される神苑のなかでも「平安の庭」は、ゆるやかに曲線を描きながら流れる遣水と青々とした苔の絨毯が織りなす景観が美しいエリア。

 

真っ赤に色づいた紅葉と苔とのコントラストや、池の水面に映る秋の景色に目を奪われる。

 



◆城南宮

 

【住所】 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
【TEL】 075-623-0846
【拝観時間】 神苑 9:00~16:30(最終受付16:00)
【拝観料】 神苑 大人800円、小学生500円(季節により変動あり)
【アクセス】 地下鉄・近鉄電車「竹田」駅下車、徒歩約15分


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  ↓ 京都市バス(約25分)

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スポット2     伏見十石舟(伏見)

 

 

次は、酒蔵のまち・伏見の風景を堪能できるスポットへ。

 




柳並木に酒蔵が映える川沿いをゆっくり進む観光船「伏見十石舟」。 柳並木に酒蔵が映える川沿いをゆっくり進む観光船「伏見十石舟」。

柳並木に酒蔵が映える川沿いをゆっくり進む観光船「伏見十石舟」。



サクラやモミジの紅葉に彩られた水辺の風景をのんびり眺めるひとときを。 サクラやモミジの紅葉に彩られた水辺の風景をのんびり眺めるひとときを。

サクラやモミジの紅葉に彩られた水辺の風景をのんびり眺めるひとときを。



伏見は、豊臣秀吉が築いた伏見城の城下町で、江戸時代には、京都と大坂を結ぶ水上交通の要衝として発展。 

町を流れる川に沿って問屋、宿屋、酒蔵が建ち並び、米や薪炭、酒などを運ぶ十石舟や、旅客船・三十石船が行き来していた。 

 

伏見城の外濠であった濠川やそれにつながる宇治川派流では、遊覧船として現代に蘇った「十石舟」に乗り、往時の面影を偲ばせる町並みをゆったりと満喫する往復約50分の船旅が楽しめる。 

 

※2024年は12月8日が最終日になります。




◆伏見十石舟

 

【住所】京都府京都市伏見区南浜町247(十石舟乗場)
【TEL】 075-623-1030
【運行期間】2024年3月16日(土)~12月8日(日)
【営業時間】 10:00~11:20  13:oo~16:20(11月25日~12月8日は15:40が最終便)
【運休日】 月曜日(祝日を除く、ただし4・5・10・11月は月曜日も運航)
【アクセス】 京阪本線「中書島」駅下車、徒歩5分




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  ↓ 京阪宇治線(約30分)

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 スポット3     萬福寺(宇治)

 

伏見から京阪電車で向かうのは、知る人ぞ知る名刹「萬福寺」。 

 





日本三禅宗のひとつ、黄檗宗の大本山。 日本三禅宗のひとつ、黄檗宗の大本山。

日本三禅宗のひとつ、黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山。 





中国の高僧・隠元禅師が開いた黄檗宗の大本山で、境内は、すべての建物が回廊で結ばれた伽藍配置から仏像の様式まで、すべてが中国式。卍の欄干や円形の窓、アーチ状の天井など、日本の寺院では見かけることのない建築手法やデザインが異国情緒を醸している。 




境内のいたるところで紅葉が見られる。例年の見頃は11月下旬〜12月上旬。 境内のいたるところで紅葉が見られる。例年の見頃は11月下旬〜12月上旬。

境内のいたるところで紅葉が見られる。例年の見頃は11月下旬〜12月上旬。 




秋色に彩られた境内を散策したあとは、隠元禅師が伝えた中国風の精進料理「普茶(ふちゃ)料理」を味わいたい。

 




「特別普茶御膳」をはじめ、普茶料理はいずれも3日前までに予約が必要。 「特別普茶御膳」をはじめ、普茶料理はいずれも3日前までに予約が必要。

「特別普茶御膳」をはじめ、普茶料理はいずれも3日前までに予約が必要。




旬の野菜や乾物の煮物などを大皿に盛り合わせた“筝羹(しゅんかん)”や天ぷら風の“油茲(ゆじ)”、植物性の食材を使って鰻の蒲焼やカマボコに見立てた“もどき”など、趣向を凝らした料理が供される。

 




◆萬福寺

 

【住所】京都府宇治市五ケ庄三番割34
【TEL】 0774-32-3900
【営業時間】 9:00~17:00(最終受付16:30)
【料金】 拝観料 大人500円、小中学生300円
普茶料理(要予約) 3,300円(税込)~
【アクセス】 JR奈良線・京阪宇治線「黄檗」駅下車、徒歩5分




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  ↓ 京阪宇治線またはJR奈良線(約20~25分)

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スポット4    興聖寺(宇治)

 

 

宇治エリアの中心部にも足を運び、紅葉の名所を訪れたい。




見事に色づいたモミジのトンネルが参道を覆う。 見事に色づいたモミジのトンネルが参道を覆う。

見事に色づいたモミジのトンネルが参道を覆う。




道元禅師による日本最古の修行道場「興聖寺」は、モミジの古木が茂る参道・琴坂の美しさで知られるスポット。

 

山門へと続く約200mの緩やかな坂道の両脇から大きく枝をのばす、真紅に染まったモミジが頭上を覆う。




山門越しに見る琴坂の景色も美しい。 山門越しに見る琴坂の景色も美しい。

山門越しに見る琴坂の景色も美しい。





源氏物語「宇治十帖」ゆかりの古跡にちなんだ手習観音や法堂の血天井、鶯張りの廊下なども見どころ。





◆興聖寺 

 

【住所】京都府宇治市宇治山田27-1
TEL 0774-21-2040
【営業時間】 10:00~16:00 ※行事により入山規制あり
【料金】 500
【アクセス】 JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩約30  京阪宇治線「宇治」下車、徒歩約20分

 




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  ↓ 徒歩(約15分) 

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スポット5     抹茶ロースタリー(宇治)

 

 

秋の絶景を堪能したあとは、町家をモチーフにした和モダンな空間で新感覚の抹茶が楽しめるカフェ「抹茶ロースタリー」に立ち寄って。





宇治抹茶の風味とロースト感をいかしたスイーツメニューも豊富。 宇治抹茶の風味とロースト感をいかしたスイーツメニューも豊富。

宇治抹茶の風味とロースト感をいかしたスイーツメニューも豊富。




ここで味わえるのは、400 年にわたって宇治で生産されてきた抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)をじっくり焙煎し伝統的な石臼挽きでパウダー状に仕上げた、今までにない「ロースト抹茶」。 

 




焙煎の深さはライト、ミディアム、ダークの3種類。コーヒー感覚で宇治抹茶が楽しめる。 焙煎の深さはライト、ミディアム、ダークの3種類。コーヒー感覚で宇治抹茶が楽しめる。

焙煎の深さはライト、ミディアム、ダークの3種類。コーヒー感覚で宇治抹茶が楽しめる 




焙煎することで茶葉本来の味、香り、まろやかな旨味を引き出し、さらに苦味を軽減した「ロースト抹茶」の創作ドリンクやスイーツを提供している。

 






◆抹茶ロースタリー 

 

【住所】京都府宇治市宇治妙楽146
TEL 0774-34-1125
【営業時間】 10:00~17:30LO17:00
【定休日】 なし
【料金】 ロースト抹茶ドリンク500円(税込)、ロースト抹茶バスクチーズケーキ500円(税込)
【アクセス】 JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩約7分/京阪宇治線「宇治」駅下車、徒歩約10 

 

 






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  ↓ JR奈良線(約30分) 

  ↓  

 

      京都駅

京都府と京都市では「もうひとつの京都(海の京都、森の京都、お茶の京都、竹の里・乙訓の4エリア)」および「とっておきの京都(伏見、大原、高雄、山科、西京、京北の6エリア)」に広がる多彩な魅力を一体的に発信し、各エリアの周遊観光を推進する「まるっと京都」プロジェクトをスタートさせている。 

 

Premium Japanにおいても、京都の新たな魅力に出合える「まるっと京都」を体感できるプランを紹介。
京都の美しい紅葉をしっとりと楽しめる、混雑を回避しながら楽しめるとっておきのルート付き。
 

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