読めますか?珍しい名字「四十八願」“しじゅうはち”ではなく「よ」から読み始めます読めますか?珍しい名字「四十八願」“しじゅうはち”ではなく「よ」から読み始めます

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珍しい名字を知る

2023.12.28

読めますか?珍しい名字「四十八願」しじゅうはちがん?ではありません




















「四十八願」さんは、栃木県を中心に見られるお名前で、佐野市に集中しています。
栃木県以外には、神奈川県や東京都、埼玉県など関東に多く、少数ですが愛知県にもいらっしゃるようです。

 

 

 

 

 

歴史を辿ると、平安時末期から江戸時代初期にかけて下野国(現在の栃木県)を中心に栄えた一族「佐野氏」の家臣に、四十八願という姓を名乗る人物がいたそうです。その一方で、四十八願は栃木県安蘇郡葛生町阿弥陀如来の四十八願を掛け、六道の衆生を救うために命名されたと地域いう説もあり、元は死んだ人を葬る場所として黄泉野原と呼ばれていたそうです。僧侶が名付けた四十八願が「よみのはら」から「よいなら」へと変化して読まれるようになったと
もいわれています。

 

 

 

 

 














四十八願 = よいなら

 

 

「四十八願」は、よいならと読む名字です。阿弥陀如来に関係する諸説のひとつには、真言宗総本山長谷寺の末寺である「安養院」というお寺のある辺りを四十八願と呼んでいたという謂れもあります。
 

 

 

 










「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。

 

 






参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版、巨椋池漁師仲間文書 宇治市歴史資料館

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