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2023.11.16

読めますか?珍しい名字「食堂」しょくどう、とは読みません




















「食堂」さんは、埼玉県と広島県を中心に見られるお名前。ごく少数ですが、埼玉県では上尾市、さいたま市、新座市に数名いるという情報もあります。また、この名字は広島県の安芸郡府中町本町が本家ではないかと推測されているようです。一説によると、広島、埼玉の他に青森にも分布していたそうです。

 

 

名の由来は、その昔、寺で食事をする場所や、食事を作る人を「じきどう」と呼んだことから寺と関係性がある名字だろうといわれていたそうですが、その詳細は不明。推定では明治の頃に登場した新姓が有力視されており、寺院の食事をする堂を管理していた僧侶の子孫が称した名字ではないかと考えられています。

 

 

 

 

食堂という漢字の意味や由来から考察すると、“食”は「集めて、蓋をするしるし」と「穀物を盛ったさま」を合わせ、器に入れて手を加え、柔らかくして食べるという意味があります。そして“堂”は、プラットフォームの上に建てられた大きな建物や建造物という意味。寺院の食事をする堂を管理していた人とすると、繋がりが見えてくるようです。

 

 

 

 

 














食堂 = じきどう

 

 

「食堂」は、じきどうと読む名字です。埼玉県、広島県に10名ほどいらっしゃるそうです。
 

 

 

 

 

 










「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。

 

 






参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版

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