「箕土路」さんは、現在の大阪府南部に位置する和泉国南郡箕土路が発祥といわれている伝統的な名字のひとつ。
古くは平安時代後期以降に集落の形成が行われたようで、鎌倉時代後期から室町時代にかけて最盛期だったと考えられています。
箕土路町から中井町にかけて所在する「箕土路遺跡」の歴史を辿ると、なんと縄文時代から中世にかけての複合遺跡だそうで、発掘調査なども実際に行われていたそうです。縄文時代から人が住んでいた歴史ある場所が、この名字の由来です。
箕土路 = みどろ
「箕土路」は、みどろと読む名字です。大阪の堺市や貝塚市、泉南市に分布されていますが、現在名字で名乗られている方はごく少数のようです。
「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。
参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版、岸和田市公式サイト
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