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2024.7.18

読めますか?珍しい名字「文殊四郎」“もんしゅしろ”とは読みません

「文殊四郎」さんは、福井県に見られる珍しい名字です。福井県以外には分布が見られず、県内でも福井市、鯖江市、勝山市などごく一部の地域にのみいらっしゃるようです。

 

「文殊四郎」と、そのまま読むと「文殊」が名字で「四郎」が名前のように思えてしまいますが、「文殊四郎」の四文字で一つの名字です。

 

一説によると、今の香川県にあたる讃岐国が発祥だといわれ、鎌倉時代末期の讃岐国に「文殊四郎」の名字が見られるそうです。ただし香川県には、文殊姓はあっても文殊四郎姓は見られず、この苗字については現在も詳しいことがわかっていません。さまざまな説がありますが、公家や武家などの出自ではなく、庶民から出た名字ではないかといわれています。














文殊四郎 = もんじゅしろう

 

 

「文殊四郎」は、もんじゅしろうと読む名字です。福井県に少数のみ見られる名字で、由来などについては詳しいことがよくわかっていません。










「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。

 

 






参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版

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