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2024.7.12

読めますか?珍しい名字「阿麻橘」 “あまたちばな”とは読みません

「阿麻橘」さんは、徳島県吉野川市の旧麻植郡美郷村に少数の分布がみられる珍しい名字です。阿波国の麻植(おえ)郡の橘氏という意味で、阿麻橘と名乗るようになったと考えられています。

麻植郡は平成の市町村合併によりその地名はなくなりましたが、7世紀終わり頃の木簡にも記録が残る、とても古い地名でもあります。江戸時代以前は「麻殖」と書きました。

忌部(いんべ)氏という一族に伝わる古い神話などがまとめられた書物によると、忌部氏に奉仕した阿波忌部という集団が、この地にコウゾや麻などを植え、糸や織物などを作っていたことからこの地名がついたといわれています。














阿麻橘 = あおきつ

 

 

「阿麻橘」は、あおきつと読む名字です。日本でも徳島県吉野川市に少数いらっしゃるのみです。










「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。

 

 






参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版

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