深緋(こきひ)深緋(こきひ)

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日本の伝統色を知る

2023.9.26

読めますか?「深緋」しんぴ?ではありません。飛鳥時代から高貴な色でした













飛鳥時代から高貴な色として使用されていた深緋は、茜染に紫根を上掛けした黒味と濃い紫味が織り混ざった暗めの赤。緋色から生まれた色名のひとつであり、黒緋(くろあけ)という別名や、「ふかひ」「こきあけ」という呼び名があります。古くは官位によって定められた紫に次ぐ高位の衣服色として知られていました。





深緋 = こきひ

 

 

平安時代の法典『延喜式』によると、茜四十斤に対して紫根を三十斤上掛けした手間のかかる染色でつくられる黒味の強い色とされています。「深緋」は、こきひと読みます。







DIC-N725/深緋(こきひ)




「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。

 

 


参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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