ミュージカル映画『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』キービジュアルミュージカル映画『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』キービジュアル

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2023.10.6

ミュージカル映画『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』本日公開!

世界中で愛され続けているプッチーニのオペラの名作「ラ・ボエーム」を、全く新しい視点で描いたミュージカル映画『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』










オペラ最高傑作として長く愛され続けているプッチーニ作曲の『ラ・ボエーム』。パリでギリギリの生活を送りながらも創作に情熱を注ぐ若き芸術家たちの青春の日々。彼らの揺れ動く心情をドラマティックに歌い上げ、1896年のトリノでの初演以来、世界中のオペラファンを魅了し続けてきた名作。その影響は多岐におよび、大人気ブロードウェイミュージカル『RENT』の原作となったことでも広く知られています。先日その映画版『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』を拝見してきました。




この『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』でプロデューサーを務めるのは、オペラを現代に通じる新しい形式で上映することをコンセプトとしているアジア初のオペラカンパニー「モアザンミュージカル」の創設者・長谷川留美子氏。米大手証券会社ゴールドマンサックスに 19 年間勤務し、日本 人女性初の共同経営者となったのち、2012 年に引退し、オペラ香港の理事を経て、自らのオペラカンパニーを立ち上げた異色 の経歴を持つ方です。『ラ・ボエーム』の設定を1830年代のパリから現代のニューヨークに置き換え、メインキャラクターにアジア人を据えるなどの大胆なアレンジのもと、これまでにないまったく新しいミュージカル映画として生まれ変わらせた作品。格差、貧困、マイノリティ、さまざまな生きづらさを抱えながらも、夢と情熱で青春の日々を謳歌しようとする若き芸術家たちの姿を、現役の新進オペラシンガーたちによる圧倒的な歌唱と独創的な映像美で情感豊かに魅せています。








これまでオペラになじみのなかった若い世代が現代のニューヨークのライフスタイルと共に音楽を楽しめるような、 新しいオペラ体験を演出しています。現役の新進オペラシンガーたちによる圧倒的な歌唱と、独創的な映像美で情感豊かに魅せています。ロドルフォとミミがアジア人カップルという設定も驚きでしたし、他のキャストも多様性を感じさせ、オペラが改めて国境のない芸術であることを再認識させられます。




クラシック・ファンにも、オペラは初めて、という方にもぜひ観ていただきたい一本。10月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショーです。






◆『ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌』

監督:レイン・レトマー 作曲:ジャコモ・プッチーニ/音楽監督:ショーン・ケリー 製作:モアザンミュージカル(長谷川留美子)
出演:ビジョー・チャン、シャン・ズウェン、ラリサ・マルティネス、ルイス・アレハンドロ・オロスコ、井上秀則、アンソニー・ロス・コスタンツォ、イ・ヤン

2022年/香港・アメリカ/スコープサイズ/96分/カラー/伊語/5.1ch/原題『La bohème: A New York Love Song』/日本語字幕翻訳:古田由紀子/配給:フラニー&Co. シネメディア リュミエール/映倫区分

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島村美緒  Mio Shimamura 島村美緒  Mio Shimamura

島村美緒  Mio Shimamura

2017年からプレミアムジャパンの代表、そして編集長として、日本のいいモノ・コトを紹介中。着物と映画、音楽、ジュエリー、スイーツ好き。

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