先日中目黒の「宇田津 鮨」で体験したのが、メキシコのテキーラとお鮨のマリアージュ。クラセアスールというメキシコのブランドのプレミアムなテキーラです。アメリカンウイスキーカスクで8カ月間寝かせた独創的な味わいとスムーズな口当たりで、不思議とお鮨にマッチ。アルコールにそんなに強くない私でもソーダで割って楽しむことができました。
一度見たら忘れられない、コバルトブルーのペイントが施された陶器ボトルがブランドの象徴となっているそうです。この美しい陶器のボトルは、メキシコの職人が一つ一つ手作業で成形しているそう。
中目黒の住宅街の中にあり、知る人ぞ知る、といった雰囲気の宇田津(うだつ) 鮨。シェフ兼オーナーの宇田津久さんはミシュラン一つ星を保持。
ゲストの半分ぐらいは外国人で、英語でネタの説明をする大将を見ていると、海外のお鮨屋さんのような雰囲気です。伝統的な江戸前鮨に拘り、それをアートとして提供できる空間づくりにこだわっているそう。「アートx鮨」というコンセプトを軸に店づくりを行い、コンクリート調の壁と飾られているアート作品はアートギャラリーを彷彿させます。
魚と香草を海苔で巻く「ハーブ巻」をベネチアングラスのお皿にのせて。
定石のネタと、この他にも野菜と酢飯の手巻き「べジロール」などが混在するコースはメリハリがあって楽しい。
メキシコ料理がちょっとしたブームになりつつある近年。テキーラの飲み方もこれから変わってくるかもしれません。メキシコはもとより、アメリカでは既に知られているクラセアスールというブランドも、そのこだわりや歴史を伺って、テキーラに対するイメージが変わりました。食とのペアリングのイベントなども増やしていくとのこと。今後の広がりが楽しみです。
島村美緒 Mio Shimamura
2017年からプレミアムジャパンの代表、そして編集長として、
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