東京・銀座のランドマークといえば和光。和光本館の建物の名称が「SEIKO HOUSE GINZA(セイコーハウス銀座)」と改称し、時の記念日である6月10日に本格始動するのを前に、そのお披露目となる発表会へ発行人の島村と編集部中嶋の2人で参加させていただきました。
ウッドデッキが敷かれた「セイコースカイガーデン」。銀座の、いえ、東京のど真ん中にいる!という感じです。
まず案内されたのは屋上。もちろん、あの時計塔が目の前に現れます。いつもは銀座四丁目界隈から見上げている時計塔ですが、間近で見るとその迫力に圧倒されます。この屋上は「SEIKO HOUSE GINZA」へと改称されたのを機に「セイコースカイガーデン」へと生まれ変わりました。ウッドデッキが敷かれ、グリーンなど植栽に彩られた屋上は、今後はさまざまなイベントが行われるようです。
今回はいつもの鐘の音のあと、特別な鐘の音「Seiko Harmony」スペシャルバージョンのお披露目でもありました。こんな近くでこの鐘の音を聞くのはもちろんはじめてのこと。音の響きに包まれ、また音の余韻が地上で聞くより長いことには驚かされました。6月19日までの間、8時から24時の毎正時に聞くことができます。銀座に遊びに行った際はこの期間限定バージョンをお聞き逃しなく。
次に案内されたのは5階。こちらはゲストラウンジに美しくリノベーションされました。90年前の竣工当時は社長室などが置かれていたフロアだったそうです。大理石のマントルピース、ソファのベルベットのまろやかな手触りなど、上質で重厚な雰囲気。これまでこのフロアは限定的な利用にとどまっていましたが、ウェビナーなどにも対応できる設備を整え、国内外への発信や、プレゼンテーションに活用できるスペースとしていくとのこと。
5階ゲストラウンジは、竣工当時の社長室・会議室の雰囲気をそのままに美しくリノベーション。大理石のマントルピースが印象的なお部屋です。
アールのついた窓際、植物の意匠を用いたカーペットや壁紙など、竣工当時の雰囲気を表現。とってもゴージャスです。
6階のセイコーハウス銀座ホールでは、「Seiko Harmony-匠の技が奏でる12の音-」を6月19日まで開催。時計が時を刻む音や、テーラーが布を切り出す音、ショコラティエがガナッシュを砕く音など、セイコーの事業にまつわる「匠の技」12の音を採取し、その音が重なりあい、音楽家・江﨑文武氏が作曲した「Seiko Harmony」へと繋がっていくというもの。薄暗いフロアの中で、五感をフルに使う音のインスタレーションという、ユニークな取組みです。
6月19日まで開催の「Seiko Harmony-匠の技が奏でる12の音-」。
12の音が発生するブース。それぞれの音のいわれが展示されている。ブース内のホログラフィックに目も奪われます。
竣工当時の姿をうつすモックアップ。島村が撮影中のところをパチリ。
この日の会場には、竣工当時のモックアップも展示され、みな興味津々。窓や壁などの凝った意匠も精密に作られており、ひとしきり見入ったあとは、写真を一生懸命撮っていました。
5階から上はセイコーブランドの発信拠点「SEIKO HOUSE GINZA」として整備されましたが、地下1階~4階が和光であることはこれまで通り。銀座のランドマークであることに変わりはありません。今後は「SEIKO HOUSE GINZA」で開催されるイベントなどで訪れる機会がさらに増えそうな予感。発表会後、私たちは和光アネックスの1階に立ち寄り、チョコレートをあれこれ選んでから帰途へ着いたのでありました。
編集部とその親しい友人たちが贈るブログの第1回目でした。今後はそれぞれがハマっていること、訪れた場所、グルメ情報、感銘を受けた本や映画などなど、Premium Japan編集部からの生の声をお届けできたらと、思っております。お楽しみに。
Premium Japan発行人 島村美緒/編集部 中嶋千祥
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