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2023.6.13

6/18まで!坂東玉三郎さんの衣裳展「四季・自然・生命~時の移ろいと自然美~」編集長レポート










6月8日より銀座四丁目のセイコーハウス銀座ホール(旧和光本館)にて開催中の、日本を代表する女形の歌舞伎俳優である五代目 坂東玉三郎さんの衣裳展「四季・自然・生命~時の移ろいと自然美~」を拝見してきました。この衣裳展はセイコーグループが日本の文化の魅力を発信し、多くの人に体感してもらう取り組みとして新たにスタートさせた「時と日本文化」プロジェクトの第一弾です。

 

 

 

 

 

 






四季に合わせて、様々な演目の衣裳が展示されています。圧巻。 四季に合わせて、様々な演目の衣裳が展示されています。圧巻。

四季に合わせて、様々な演目の衣裳が展示されています。圧巻。






「助六由縁江戸桜」、通称「助六」と呼ばれる演目で玉三郎さんが演じたヒロイン・揚巻の衣裳。 「助六由縁江戸桜」、通称「助六」と呼ばれる演目で玉三郎さんが演じたヒロイン・揚巻の衣裳。

「助六由縁江戸桜」、通称「助六」と呼ばれる演目で玉三郎さんが演じたヒロイン・揚巻の衣裳。門松、羽子板などをあしらい、お正月を表現しているのがわかりますか?なんと鏡餅には橙や干し柿まで!この由来なども玉三郎さん出演の解説ビデオで知ることができます。







思わず足を止めて見入ってしまいました。 思わず足を止めて見入ってしまいました。

御所車と藤の花の刺繍が見事!思わず足を止めて見入ってしまいました。





本展では、玉三郎さんがセレクトした春夏秋冬それぞれの季節の情景が豊かに表現された美しい衣装10点を展示しています。当日これらを制作してきた方にお話を伺い驚いたのが、全て玉三郎さんご自身がデザインのアイデアを出され、しかもご自身の負担で作られたものとのこと。玉三郎さんが20代のころから作り手や職人さんたちと話し合いながら、一つずつ作られてきた衣装の数々。日本の芸能は四季を意識して作られたものが多いことから、今回は「春夏秋冬」をテーマにセレクトされたとのことです。舞台衣装なので当然ですが、その色彩の鮮やかさ、デザインの面白さ、そして刺繍などの匠の技には感嘆しました。

 

 

 

普段なかなか身近に観ることができない素晴らしい衣装たち。玉三郎さんの美しいお姿もモニター越しですが拝見できます!6/18までの短い期間ですので、銀座に行かれた際には是非お立ち寄りください。





坂東玉三郎 衣裳展「四季・自然・生命~時の移ろいと自然美~」

会期:6月18日(日)まで
会場:セイコーハウス銀座ホール(東京都中央区銀座4丁目5-11 セイコーハウス銀座6階)
11時~19時(最終日は17時)
入場無料



島村美緒  Mio Shimamura

2017年からプレミアムジャパンの代表、そして編集長として、日本のいいモノ・コトを紹介中。着物とジュエリー、スイーツ好き。

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