客室写真。鴨川に面した部屋。客室写真。鴨川に面した部屋。

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2022.8.26

懐かしくて、新しい京都・五条を発見するホテル 「Genji Kyoto(源氏京都) 」


2022年4月にオープンしたばかりのホテル「Genji Kyoto(源氏京都)」。高瀬川と鴨川、2つの川を有する五条は、古くは花街として栄えた場所。置屋や料亭だったことが一目でわかる特徴的な建物が、カフェやレストラン、ギャラリーなどに衣替えし、魅力的な街へと変貌を遂げている、注目のエリアだ。

 

 

このホテルが「Genji Kyoto」と名付けられたのも、五条の地に関係している。能「融」の主人公としても有名な、源融(みなもとのとおる)は「源氏物語」光源氏のモデルとされている人物のひとり。源融の屋敷跡・河原院(かわらのいん)がこの五条にあったことにインスパイアされたのだという。



和の技法を超えて、日本の美を新解釈したユニークな建築

 

「源氏物語」と古い町家が残る旧花街。この2つの世界観を建築にも存分に取り入れている。

 

たとえば外観からはわからないが、ホテル内部は2棟に分かれていること。細長い2つの建物は典型的な町家建築をイメージした。2つの建物の間を鉄製の橋が繋いでいるのは、平安時代に見られた寝殿作りへのオマージュである。経年変化し美しく枯れた木材のように見える壁面は、なんとコンクリート。「杉板型枠(すぎいたかたわく)」という技法で、木質感を残しているのだそうだ。日本らしい素材やしつらえを超えて、日本らしさを新解釈し、ユニークなスタイルを確立したと言えるだろう。



堀木エリ子が手がけた和紙パネルのガラス窓からこぼれる灯りが、ほのかにロビーを照らす。


マーク・ピーター・キーンが作庭した「浮舟の庭」。宇治川の流れを表すモダンな石庭だ。建築も庭も、従来通りの方法で日本を表現するのではなく、あくまでも現代的な解釈で、新たな美を与えている「Genji Kyoto」。チーフデザイナーは、日本の寺院や町家など、伝統的建築物の修復や再設計を多く経験してきた建築家のジェフリー・ムーサス。




「京都にいる」ことを実感。町と融合する客室

 

「源氏物語」にちなむ名前がつけられた客室は全19室。琉球たたみが敷かれたリビングエリアとベッドルーム、バスルームで構成されている客室だが、どの部屋も少しずつ異なる装飾が施されている。灯篭や手水鉢、昔の瓦を使った坪庭など、斬新なあしらいを見ることができる。

 

くつろぎながら、そしてとても「開かれている」のを感じる部屋だ。鴨川サイドの部屋からは東山の大らかな稜線と、鴨川に集うゴイサギやカモなど京都の市井の自然美を愛で、町家サイドの部屋からは昔ながらの瓦屋根の家々がぎっしりと立ち並ぶ五条の町に、古い映画の中の京都を見るような錯覚を覚える。

 

部屋に居ながらにして、今「京都にいる」という確かな感覚。何度も京都を訪れている人にとって、これ以上望むことが他にあるだろうか。

 

 



ガーデンデラックス。 ガーデンデラックス。

坪庭を愛でることができる、ガーデンデラックス。



リバーバルコニースイート リバーバルコニースイート

東山と鴨川を眺めるリバーバルコニースイート。



シティスタジオ シティスタジオ

町家と瓦屋根がどこまでも続く、シティスタジオからの京都駅方面を望む。



全19室のブティックホテルとは思えない、食の充実も特筆すべき点だ。本格的な和朝食から、オリジナルのバーガー、スイーツまで用意している。食べる場所もできるかぎりリクエストに応えたいと考えている。天気がよければ、鴨川から東山までを望む屋上で朝食を、というわがままも叶えられるし、夕暮れどきならワインを傾けむながら鴨川の風に吹かれるのも最高の過ごし方。夜更けにはロビーのカウンターに陣取り、カクテルを飲むのもいい。

 

 



屋上 屋上

素晴らしい景観の屋上で、朝食やカクテルタイムを楽しむのが人気。原則として宿泊者しか利用できないが、定期的にビジターも利用可能なパーティーなどを実施している。



和朝食のほか、コンチネンタルブレックファーストなど、朝食も充実。部屋まで届けてもらうことができる。



オリジナルカクテル 紫 オリジナルカクテル 紫

ホテルオリジナルのカクテル、MURASAKI。



旧きと新しきが交わる場所、五条河原町が面白い

 

これまで、五条界隈に宿泊することを考えたことがなかったけれど、実は利便性が高い場所であることを知った。たとえば夜、ホテルを出て、木屋町通りを京都風に言えば「上ル」。レストランやバー、道づたいにほんのり灯るぼんぼり。京都らしさを味わいながら、ぶらぶらと15分ほど歩けば、京都の中心部・四条河原町に出ることができる距離だ。

 

 

五条の町は今、大きな変化の最中にある。伝統的な置屋やお茶屋だった建物が、レストランやカフェ、バー、ギャラリーなどに生まれ変わり、何とも言えない味わいを醸成し始めている。

 

 

「Genji Kyoto」では、ダイナミックに変化するこの町の魅力を、誰よりも理解しているオーナーの肝いりで作成したオリジナルマップを用意している。手書きのイラストを添え、五条の見どころをまとめたものだ。高瀬川沿いにある、昼間しか営業していないレバノン料理店や、古いレコードを集めたバー、銭湯、そして芸妓たちが舞を披露していたであろう歌舞練場など、町の魅力を細かに盛り込んだ。町歩きの相談には、フレンドリーで国際色豊かなスタッフが親身に乗ってくれる。このマップを手に町歩きすれば、さらに自分だけの京都を作っていけるはずだ。

 

懐かしくて新しい町・五条の町の魅力のひとつである「Genji Kyoto」。ここから、まだ見ぬ自分だけの京都を発見してみたい。

 



Genji Kyoto
京都府京都市 下京区波止土濃町 362-3

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