あでやかな牡丹の花。一輪でもヒロイン級の存在感を放つ色を持つ花です。ところがそこにほんのり灰色が加わると、ぐっとシックな色に変化します。昔の人は、元の色にくすみ色「灰色」を加えることを「鼠」と表現します。だから「牡丹鼠」。華やかだけど渋い表情を作る。これがたまらなく粋に感じます。
牡丹鼠 = ぼたんねず
鮮やかな牡丹色に「鼠」=灰色を加える。それが「牡丹鼠」。ぼたんねずと読みます。
DIC-N944/牡丹鼠(ぼたんねず)
「日本の伝統色を知る」とは
美しい日本の伝統色、その漢字の読み方、色の背景なども合わせてご紹介していきます。いにしえから紡いできた日本の感性をともに味わってみましょう。
参考図書:「美しい日本の伝統色」PIEインターナショナル刊、「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
参考色見本:DIC 日本の伝統色
参考色見本:DIC 日本の伝統色
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。
Experiences
Premium Calendar
日本の伝統色を知る
Premium Calendar