土用の丑の日直前! やっぱりうなぎだ!バッシーお勧め東京のうなぎ店ベスト5土用の丑の日直前! やっぱりうなぎだ!バッシーお勧め東京のうなぎ店ベスト5

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2023.7.27

土用の丑の日直前!やっぱりうなぎだ! バッシーお勧め東京のうなぎ店ベスト5













2023年7月30日。土用の丑の日が直前である。うなぎを食べなければならぬ。すでにどこも激込み、予約も難しいのだが、筆者のところにはどのうなぎ店へ行ったらいいのか、いまだ問い合わせ多数である。そこであらためて筆者のベスト5をここに挙げてみようと思う。どの店も甲乙つけがたいうなぎ店ばかり。お気に入りを見つけていただければ本望である。

 

 















わが心のベストワン!南千住「尾花」のうなぎを知らない人生なんて!

南千住 尾花 南千住 尾花

 







あまりの旨さに卒倒!悶絶級の旨さ、それが「尾花」

 

この先何年も残るような感動を生む「尾花」。うざくやうまき、焼鳥などのアテすら素晴らしい味わい。そしてメインのうな重がこれまた素晴らしい。蓋を開けるとどデカいうなぎの蒲焼がお重の中に2列でみっちり。うっとりするような焼き色で、焦げ目はどこにもない。艶めかしいとさえ言えるツヤのうなぎが鎮座しているのだ。甘すぎないタレは、うなぎの香ばしい旨味と混然一体を成し、柔らかい。硬めのご飯もうなぎとの相性がバツグン。ああ思い出しただけで悶絶してしまう。

 

予約不可、開店より1時間半~2時間前に並ばないとそのまますごすご帰ることになるが、並んででも食べたい、否、食べるべきうなぎ。それが南千住「尾花」である。

 

 





尾花

東京都荒川区南千住5丁目33-1
03-3801-4670

営業時間:水曜~金曜11:30~13:30、16:00~19:30 土・日・祝11:30~13:30、16:00~19:30
予約不可。

定休日:月曜日・火曜日

うざく 2310円(税込)
う巻  2860円(税込)
焼鳥(2本)1320円(税込)
白焼  6600円(税込)
うな重 6600、7700円(税込)
※値段は変わることがあるので、要確認。




南千住「尾花」をもっと詳しく知りたいご仁は以下を読まれたし。

➡南千住「尾花」の旨すぎるうなぎに悶絶するの巻へ







うなぎと言えば、やっぱりはずせない「野田岩 麻布飯倉本店」

野田岩 麻布飯倉本店 野田岩 麻布飯倉本店

 







日本トップクラス、「野田岩」のうなぎの焼き色の見事さを見よ!

 

 

世間では「東の尾花、西の野田岩」と、二店は両横綱のように並び称される。「野田岩」は創業は200年前、徳川家斉の時代だそうだ。東京のうなぎを代表する、押しも押されもせぬ西の横綱である。歴史を感じさせる合掌造りの店舗からして厳かだ。焼きは見事のひと言に尽きる。これほど端麗な美男ぶりは、やはり日本のトップクラス。これほど美しいうなぎが、旨くないわけがない。頬っぺたが落ちるぞ!お重や丼のほかにもコースや鍋もある。一度だけコースを食べたことがあるが、様々な技の巧みさを堪能した。

 






野田岩 麻布飯倉本店

東京都港区東麻布1-5-4

03-3583-7852

営業時間:11:00~13:30、17:00~21:00

定休日:毎週日曜日、夏季休暇、年末年始、7、8月の土用の丑の日

鰻重 3500~8000円

志ら焼き 養殖 3000円

鰻巻き(一切れ) 620円






名古屋の名店「炭焼 うな富士」でひつまぶしを食す恍惚

名古屋の名店「炭焼 うな富士」のひつまぶし 名古屋の名店「炭焼 うな富士」のひつまぶし

 






外はカリッ、中ふっくら!「肝入り 特上ひつまぶし」の味わいとボリュームを堪能

 

「炭焼 うな富士」は、「肝入り 特上ひつまぶし」を推したい。関東風に蒸したものよりも香ばしく、皮のカリッとした食感が秀逸なのだ。独自のルートで仕入れた、特大青うなぎだけを使用。普通のうなぎよりも3割以上大きく、それを1000度を超える炭火の「地焼き」でもって、うなぎの旨みと脂肪分を一気に閉じ込めるため、外側は程よくこんがりで、中はとても柔らかい。最初はそのままで、次にワサビと小葱とともに、最後にワサビと小葱と出汁で食べてみてほしい。黒々とした肝焼きはフォアグラ級のねっとりとした濃厚さがあり、これもまた絶品。すさまじいボリュームなのもいい。「肝入り 特上ひつまぶし」は、うなぎが二枚重ね、濃厚肝つきだ。

 

 

 


















炭焼 うな富士 有楽町店

東京都千代田区内幸町一丁目7番1号
03-6457-9688

営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休

 

小うなぎ丼       3650円(税込)
うなぎ丼        5100円(税込)
上うな重        5650円(税込)
肝入り 上ひつまぶし  7210円)(税込)
肝入り 特上ひつまぶし 9710円)(税込)

※営業日/時間、値段は変わることがあるので要確認。








「うなぎ わたべ」は、「白焼き+蒲焼き」ダブル重の夢を叶える!

わたべのえんま重 わたべのえんま重

 






白焼きも蒲焼も一度に食べたい!「わたべ」ならそのわがままを許してくれる

 

白焼きも蒲焼きもどっちも食べたい。そんな全うなぎ好きの夢を叶えるのが「わたべ」である。お重に白焼きと蒲焼きがダブルで並んだ、夢のようなお重「えんま重」を選んでほしい。白焼きも蒲焼きも極上の出来栄え!身はフワッと柔らかく、口に入れたらとろける。その白焼きと蒲焼きの両方を、薬味をちょっとつけて食べたり、粉山椒をかけたご飯と一緒に食べたり、時折、丼によそって薬味と出汁でサラサラっとかきこむ。こいつが口をサッパリさせてくれて、実にいいのだ。うなぎが二種だから一粒で六度おいしい方式になるから、右に行ったり左に行ったりでけっこう忙しいのだが、かなり楽しい。













うなぎ わたべ

東京都文京区小石川1-9-14
03-3812-7448

営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00
定休日:水・木曜日

 

うざく    1650円(税込)
うまき    2750円(税込)
うな重 特上 5500円(税込)
うな重 上  4400円(税込)
えんま重   8250円(税込)








最高の素材と最高峰の腕!箸をつけるのも惜しくなる「鰻はし本」

はし本のうな重 はし本のうな重

 






こんなに美味しくて、サラリーマンの懐すらいたわる「鰻はし本」へ!

 

「鰻はし本」で供されるのは、鹿児島県泰斗商店の「横山さんの鰻」、岡山県西粟倉村の「森のうなぎ」、静岡県石川水産の「石川さんのうなぎ」、そして琵琶湖の天然うなぎだそうだ。それをうなぎの値が高騰する昨今、昼の「サービスランチうな丼」はサラダとお吸い物がついて2200円で出す主人の心意気を感じる。うなぎ料理は、開き(割り)、串打ち、蒸し、焼きと、技術力の結晶なのだが、「鰻はし本」は東京の最高峰の一角を成す。最高の素材を最高の腕が調理するのだ。脂の多寡によって焼き加減を変えるという。こうしてできた焼き色が見事に美しい蒲焼きは、箸をつけるのが惜しくなるほどだ。














鰻はし本

東京都中央区八重洲1-5-10
(2023年7月現在、東京都中央区日本橋3-3-3 いづみやビル3Fで仮営業)
03-3271-8888

営業時間:(月~金)11:00~14:30、17:00~21:00/(土)11:30~15:00(第2と第4のみ営業)
定休日:第2と第4を除く土曜日・日曜・祝・土用丑の日・年末年始・お盆

 

うな重 い3850円、ろ4950円、は6600円(すべて税込)
(昼のみ)サービスランチうな丼2200円(税込)






「これを食べなきゃ人生ソンだよ」とは

うまいものがあると聞けば西へ東へ駆けつけ食べまくる、令和のブリア・サバランか、はたまた古川ロッパの再来かと一部で噂される食べ歩き歴40年超の食い道楽な編集者・バッシーの抱腹絶倒のグルメエッセイ。






筆者プロフィール

 

食べ歩き歴40年超の食い道楽者・バッシー。日本国内はもちろんのこと、香港には自腹で定期的に中華を食べに行き、旨いもんのために、台湾、シンガポール、バンコク、ソウルにも出かける。某旅行誌編集長時代には、世界中、特にヨーロッパのミシュラン★付き店や、後のWorld Best50店を数多く訪ねる。「天香楼」(香港)の「蟹みそ餡かけ麺」を、食を愛するあらゆる人に食べさせたい。というか、この店の中華料理が世界一好き。別の洋物ベスト1を挙げれば、World Best50で1位になったことがあるスペイン・ジローナの「エル・セジェール・デ・カン・ロカ」。あ~、もう一度行ってみたいモンじゃのお。

 



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