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2024.10.4

読めますか?珍しい名字「四十物」“しじゅうもの”とは読みません

「四十物」さんは、富山県など日本海側に見られる珍しい名字で、読みは「あいもの」。あいものとは、乾物と生物の中間のものを指す言葉とされ、漢字は当て字と思われます。

この漢字が使われるようになった背景に諸説はあるものの、明確な理由はわかっていません。その中で有力とされているのが、あいものと呼ばれるものが40種類あったという説です。

江戸時代にあいものを扱った商人は四十物屋と呼ばれ、それが後に名字となったようです。さらに四十物という言葉をきっかけに「四十」を「あい」と読ませるようになり、四十川や四十住、四十田、四十谷といった名字が生まれています。

 














四十物 = あいもの

 

 

「四十物」は、あいものと読む名字です。富山県には約200名いるといわれており、日本全国では700名ほどいらっしゃるそうです。










「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。

 

 






参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版

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