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2024.9.19

読めますか?珍しい名字「白水」 “しろみず”とは読みません

「白水」さんは、福岡県の春日市や福岡市周辺に分布している名字。今の福岡県春日市にあたる筑前国那珂郡にあった白水庄という地名が起源とされています。

 
周辺の地域で多少読み方が異なり、発祥といわれる福岡県春日市周辺では「しろうず」、福岡県南部から佐賀県にかけては「しらみず」、佐賀県唐津市の旧厳木町では「しろみず」、北海道にまでわたると、さらに変化して「しろず」と読むことが多いとされています。

読み方は違いますが、漢字で「白水」と書く地名は江戸時代の村名だけを見ても13ほど存在するそうです。

その多くが山の中や谷あいにある村々だそうで、川の流れが速く水が白く沸き立つ様子や、砂を巻き上げながら地下から湧き出す泉を「白水」と表現したのではないかと考えられています。

 














白水 = しろうず

 

 

「白水」は、しろうずと読む名字です。「しろうず」以外の読み方の「白水」さんを合わせると日本全国には約8000名いるとされていますが、その多くは福岡県にいらっしゃるようです。










「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。

 

 






参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版

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