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2025.2.11

読めますか?珍しい名字「撫養」 “むよう”とは読みません

「撫養」さんは、現在の徳島県鳴門市にある地名由来の名字で、現在は特に阿南市を中心に分布している珍しいお名前です。



他にも和歌山県、大阪府、福岡県、北海道などに見られます。



名前の由来は、かつて鳴門市の中心部は「撫養町」という地名を名乗っていたことから、人の名字として使われるようになったようです。



そもそも「むや」とは“舟をつなぐ”という意味の「舫う(もやう)」が変化したもので、港を意味する言葉ではないかという説があり、大宝律令(701年)の時代には「牟屋」と表記されていました。その時代には淡路の福良から牟屋に船が着いていて、現在の撫養町木津あたりが四国の玄関口であったと考えられています。










撫養 = むや

 

 

「撫養」は、むやと読む名字です。日本全国には約800名いると推定され、最も多い徳島県には150名ほど、他の地域では北海道、和歌山県、大阪府などに多いとされる名字です。










「珍しい名字を知る」とは
日本の名字は、読み方の違いまで含めれば30万ほど存在すると言われています。中でも珍しい名字、その読み方や由来、現在でも多く存在するエリアも合わせてご紹介していきます。

 

 






参考図書:難読苗字辞典 新藤正則著 湘南社、47都道府県・名字百科 森岡浩著 丸善出版

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