芒種 腐草為蛍 くされたるくさほたるとなる芒種 腐草為蛍 くされたるくさほたるとなる

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日本の暦「七十二候」を知る

2023.6.8

読めますか?「腐草為蛍」蛍狩りの季節がきたようです











 

 

 

 





湿度の高さを感じる今日このごろ。もうすぐあの暑い夏がやってきます。夜に川辺などで蛍狩りが楽しめるころでもあります。

 

谷崎潤一郎の小説『細雪』の中巻、三女雪子のお見合いのため、岐阜の大垣の親類宅に招かれるエピソードがあります。姉妹で楽しむ蛍狩りのシーンは幻想的。蛍が草むらを飛び交い、蛍が放つ光が明滅する様子が美しく描かれています。肝心のお見合いは不調に終わるのですが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







腐草為蛍 = くされたるくさほたるとなる

 

七十二候「腐草為蛍」は、 くされたるくさほたると読みます。

 

 

 

 

二十四節気:芒種
七十二候:腐草為蛍
時期:6月10日~6月15日ごろ

 






日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。

 

 

 



参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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