二十四節気では、芒種の時期となりました。稲や麦などの種まきをするころを指します。雨空が広がりはじめるのもこのころ。もうすぐ梅雨がやってきます。
このころ、蟷螂の赤ちゃんを草むらで見かけることがあります。200個ほど卵から、成虫になれるのはほんの2~3匹といいますから、自然とは厳しいものです。成虫になった蟷螂は、田畑で害虫を捕食してくれる益虫として活躍します。ひと夏を超え、涼しい秋風が吹くころにも田畑で見かけることができる昆虫です。
蟷螂、何と読むか、もうおわかりになりましたか?
蟷螂生 = かまきりしょうず
七十二候「蟷螂生」は、 かまきりしょうずと読みます。
二十四節気:芒種
七十二候:蟷螂生
時期:6月5日~6月9日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
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