水辺に生息する半夏(烏柄杓〈カラスビシャク〉)が開花し、梅雨の終わりと夏のはじまりが重なり合うような季節が到来です。
1年の中でもっとも日中の時間帯が長くなり、農作業がひと息つくとされるのがこの時期。梅雨の終わりに激しく降る半夏雨(はんげあめ)に耳を傾け、ゆるりと雨音を楽しむのもまた一興です。
半夏生 = はんげしょうず
七十二候「半夏生」は、はんげしょうずと読みます。
二十四節気:小暑
七十二候:半夏生
時期:7月1日~7月6日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊、みんなの花図鑑
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