七十二候「鱖魚群」とは……
鱖魚(けつぎょ)とは、古来中国では美味なる魚として漢詩などにも現れる高級魚。日本では見られないが故に、群れをなして川の流れをさかのぼっていく鮭をあて、その時期を表す七十二候の言葉として鱖魚群と読むようになったとされています。とはいえ、アイヌの人にとって鮭は「神の魚(カムイチェプ)」と呼ばれる神からの授かりもの。大切な存在として称えられています。
鱖魚群 = さけのうおむらがる
七十二候「鱖魚群」は、さけのうおむらがると読みます。
二十四節気:大雪
七十二候:鱖魚群
時時期:12月16日~12月20日ごろ
日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。
参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊
Premium Japan Members へのご招待
最新情報をニュースレターでお知らせするほか、エクスクルーシブなイベントのご案内や、特別なプレゼント企画も予定しています。
Experiences
Premium Calendar
日本の暦「七十二候」を知る
Premium Calendar