小満 麦秋至 むぎのときいたる小満 麦秋至 むぎのときいたる

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日本の暦「七十二候」を知る

2023.5.30

読めますか?「麦秋至」じつは夏の季語なんです











 

 

 

 





黄金に色に輝く麦畑。なんとなく秋の収穫をイメージされる方が多いでしょう。でも麦の収穫は夏。なので「麦秋」は夏の季語、それも初夏のイメージです。

 

 

「麦秋」という、小津安二郎監督の映画があります。原節子演じる紀子が主役を務めることで、「晩春」「東京物語」とならんで紀子三部作のひとつとされる作品です。映画「麦秋」のラストシーンは奈良。一面麦畑が広がる、斑鳩の里で終わります。夏ですが、収穫するから秋。何かが実る、何かが終わる。そういう、変化を表現しているのだと麦秋という言葉から連想させる作品でした。

 

 

 

 

 

 

 

 





麦秋至 = むぎのときいたる

 

七十二候「麦秋至」は、 むぎのときいたると読みます。

 

 

 

 

二十四節気:小満
七十二候:麦秋至
時期:5月31日~6月4日ごろ

 






日本の暦「七十二候」を知る
日本の季節は春・夏・秋・冬の四つだけではなく、初春の立春から始まり、晩冬の大寒に終わる二十四節気、さらに二十四節気をそれぞれ三つに分けて一年を72等分した、七十二候という細分化された季節のカレンダー「暦」とともに進行していきます。細やかな季節の移り変わりをあらわす七十二候と、その漢字の読み方も合わせてご紹介します。

 

 

 



参考図書:「365日にっぽんのいろ図鑑」暦生活著 玄光社刊

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